約 3,515,434 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/682.html
※俺設定注意 ※ゲスの癖に意外と賢いやつが出ます ※れいむがゲスのいうことを聞きます ※饅頭に接着剤や両面テープを使います 「ゆっくりべんじゃー」 「・・・れいむ・・・」 お兄さんが声を掛ける。 「ゆ?」 「本当に・・・いいんだな・・・」 「ゆ・・・かくごはきめているよ。」 「二度と戻れないかもしれないぞ」 「いいよ・・・」 「あのげすたちにせいさいをしなきゃ・・・」 れいむは覚悟を決めていた。 死んだまりさの大切な宝物を壊し。 二人きりで作った3匹の子供を殺した。 すべてがあの2匹のゲスによって奪われたのだ。 仕返しがしたい。 すべては数時間前にさかのぼる。 ~森の中、あるゆっくりの住処の中~ 「ゆひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!ほんとうにばかなやつなのだぜえ!」 「ほんと!ぶようじんででていくなんていなかもののすることね!」 ゆーっひゃっひゃっひゃっひゃ! そんな下品な笑い声が木霊する。 このゆっくりまりさとありすはゲスで、偶然にも見つけた家のカモフラージュが完璧ではないため、あっという間にカモフラージュがはがされてしまった。 (そのカモフラージュが葉っぱや土と石しか使っていない超不自然すぎるのが理由) 「ほんと、ここのおうちはどいなかね!たべものもくささんとむしさんぐらいしかないわ!」 「ゆっ?でもくずがすまうにはもってこいのおうちだぜ?」 「「ゲラゲラゲラゲラゲラ!!」」 また不快な笑い声を上げるゲス2匹。 すると 「ゆっ?まりさ!?れいむのおうちでなにしてるの!?」 「なにって・・・まりささまはつかれたからゆっくりしてるだけなのぜ?」 「とかいはのありすがゆっくりしてなにがわるいの!?いなかものはさっさとでていきなさい!」 「ここはれいむたちのおうちだよ!ゆっくりしないででていってね!」 「ゆっ?こんなくずのいるいえにいても、なんのとくにもならないのぜ? だから・・・」 びりり・・・ と、すぐそばにあった帽子をありすと一緒に破り捨てた。 「これでまんぞくなのだぜ。」 「なにをするのおおおおおお!!!まりざのおぼうじざんがああああああああ!!!」 「ゆぅぅぅ・・・おかあさぁん こわいよぉ・・・」 「はやきゅおうちでゆっきゅりちたいよぉ・・・」 とれいむに子供は抱きよる。 するとゲスありすは小声でゲスまりさに話しかけた。 「ねえ・・・まりさ・・・ あのまりさとすっきりーしてもいいかしら?」 「ゆぅっ!? うわきはゆるさないのぜ!」 「だいじょうぶよぉ・・・ あいつにとかいはなあいをあたえて、えいえんにゆっくりさせてやるの・・・」 「ゆ・・・なるほど・・・ わかったのぜ・・・」 「ありがと、まりさ・・・」 とゲスありすは微笑むと。 「かわいいわああああああああ!!まりさああああああああああああ!!すっきりしましょうねええええええええええ!!」 「ゆ!あのありす、レイパーだったよ!おちびちゃんたち!ゆっくりしないでにげてええええええ!!」 「ゆっくりにげr・・・ゆわぁっ!」 子まりさが逃げ始めるが、逃げ出したとたんに捕まった。 「にがさないわよおおおおおおおお!!!! とかいはなあいをうけとってねえええええええええええええ!!」 「やだああああああああああ!!」 「おにぇちゃあああああああん!」 「おにぇちゃんをはなしてえええええ!」 とゲスありすと子まりさによる公開レイプが始まった。 「おかあさあああああああああんん!!たすけてぇええええええええええええ!!!」 「ゆっ!いまたすけにいくよ!まっててね!!」 「ゆっ!!そうはさせないのぜ!」 とまりさが赤ゆっくりたちを捕らえる。 「それいじょうじゃまするとこいつらのいのちはほしょうできないのぜ!」 「ゆっ!あかちゃん!」 とれいむが赤にゆっくりに呼びかける。 「おきゃーしゃーん!」 「たすけてええええええ!」 助けて助けてと喚くばかり。 どうしたらよいものかと考えてたら 公開レイプも終わりを告げようとしていた。 「んほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!イクわよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!」 「やめてええええええええええええ!!」 しかし子まりさはレイパーに逆らうことができずに 「「すっきりー!!」」 してしまった。 そして、ゲスありすの肌には更につやがかかる。 一方の子まりさはまだ成長が未発達、ゆえに栄養失調により黒い塊となってしまった。 しかしありすはまだ興奮している。 「ゆふぅー、ゆふぅー、まだたりないわぁ・・・。もっと、とかいはなあいをわけあたえないと・・・」 「おちつくのぜありす・・・」 とゲスまりさはゲスありすをなだめる。 「ゆふぅー・・・ゆふぅー・・・はっ!」 するとありすがわれに戻る。 「ありすったらまたこんなことを!ゆるしてねえ、れいむ♪」 「ゆるせるわけないでしょおおおおおおおお!!!」 と、れいむは怒りの声を上げる。 「はやくおうちからでていけえええええええええええええええ!!!!」 「ゆ!れいむ!!だまらないとこいつらは・・・」 とまりさは赤ゆっくりに体当たりを食らわせる。 「ゆぺぇっ!」 と赤ゆっくりは微量だが餡子をはく。 「や・・・やめてぇ・・・」 「ゆ~そうだぜ!れいむ! まりささまのいうことにしたがえばゆるしてやるのぜ!」 「ゆ!?それほんとう!!」 「ほんとうなのだぜ。」 「や・・・やったああああああああ!!!」 これでゆっくりできる!そんな甘いことを考えていたれいむだった。 れいむは冷静になり。 「じゃあ、なにをすればいいの?」 と聞くとゲスまりさは 「れいむはおやさいさんをしっているのかぜ?」 「ゆ・・・しってるよ。 とてもゆっくりできるってきいたことがあるよ。」 「わかっているならはなしははやいのぜ。 さっそく れいむにはおやさいさんのあるのぷれいすまであんないしてほしいのぜ。」 れいむの家からは人里がよく見える。 だからここから降りれば畑まで一直線というものだった。 「ゆっ!!そんなことできるわけないでしょおおおお!!!」 人の怖さはよく身に染みている。 近づけば殺されてしまうだろう。 かつての親も人里に降り、人間に殺されたのだ。 でも今の状況は理解している。 「やらなきゃ・・・」 とゲスは行った後子供に踏みつぶそうとしている。 「やりまずぅぅぅぅぅううう!」 子供の安全を確保するためだ仕方あるまいとれいむは思った後 「こっちだよついてきてね・・・」 「ゆん、わかったのぜ。のろのろしないでとっととすすむのぜ!」 とゲスが畑に着くまで文句を言いまくっていた。 しばらくした後、畑についた。 ついた後、まりさが一息つくと 「ゆぅ~、つかれたのぜえ~ おい、あまあまをもってこ・・・いや、やっぱいいのぜ。すぐそばにあったのぜ。」と子れいむを取り出す。 「おきゃーしゃーn・・・」 これが最後の言葉であった。 なんとゲスまりさは子れいむを食べた。 「あ・・・あ゛あ・・・」 「おしゃれなおぼうしさんもほしいのぜ!」 と人質だった子まりさを帽子を取り上げた後、 「助け・・・」 と踏み潰す。 帽子をかぶったゲスは 「ゆぅ~ん。にあうのぜ。」 と自画自賛をする。 当然れいむは。 「ゆ゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!!」 驚きを隠しきれない顔をし、絶叫する。 なぜなら目の前で子供があっという間に殺されたからだ。 「おい!お前ら!なにやってる!」 すると不意に人の声がした。 「ゆげっ!まずいのぜ!にげるのぜ!」 と(偶然にも)近くにいたありすのすぃーを奪い、逃げていった。 「なにをするのいなかものおおおお!」 とありすが追いかけ道路に飛び出す。 「ちょ、おま。危な・・・」 といいかけたとたんありすは通り過ぎた車のタイヤに巻き込まれ死亡した。 「あーあ、ちゃんと左右を確認しないから・・・っとその前に」 とお兄さんは黒い塊の前で泣き続けるれいむを見つめ言い出した。 「おい、何をやっている。」 「ゆっ゛・・・ぐっ゛・・・ぐすっ」 「おいっ!!」 「ゆひゃあっ!!おにいさんごめんなさい!おにいさんごめんなさい!」 とれいむは驚き、飛び跳ね、謝り続ける。 「おちつけおちつけ・・・ところで何があった?」 「ゆ・・・」 「話しにくいならお兄さんところへおいで。」 と、言い出した。 「ゆ・・・ありがとう・・・」 といい、れいむはお兄さんの手のひらに乗り、家まで案内してもらった。 家についた後 「で?何があったんだ?話してみろ。」 「ゆ・・・おにいさん・・・じつはね・・・」 (ここから先のゆっくり説明がめんどいので略します。) 「ふぅむ・・・なんてゲスなやつらだ。で?どこに言ったんだ?あいつ。」 「ゆ、あの坂を登って一直線に進むと見えるよ。」 「ふーん、で、れいむはどうしたいと。」 「ふくしゅうをしたいよ!あのゲスたちにせいさいをしたいよ!」 「そうか、じゃあ、こっちにきてくれるかな。」 「ゆっ、ゆっくりりかいしたよ。」 れいむがお兄さんに連れられ地下室に向かう。 そして、現在。 「ようし、はじめるか。いくぞー。」 「ゆっ、わかったよ。」 といった後お兄さんはゆっくりサイズのベルトを用意した。もともとは俺の飼いゆっくりのものだったのだが。 しかし、サイズがなかなか合わない。 「うーん、切るわけにはいかないしなぁ・・・ お、そうだ。 すまないが、れいむ。少し痛くなるが、我慢できるか?」 「ゆぅ・・・りべんじのためだよ!ここであきらめちゃ こどもたちにわらわれちゃうよ! だからつづけてね!」 とれいむはいう。 「しかし、二度と取れなくなるぞ?いいのか?」 と問いかけるが 「ゆ!かまわないよ!」 と返事を返す。 「わかった。じゃあ・・・行くぞ!」 と接着剤のついたベルトをくっつける。 その後、針に両面テープと接着剤をつけ、針の平らな部分をベルトの裏側にくっつける。 その後痛み止めとしてオレンジジュースを掛けた。この作業の繰り返しで針付きベルトのれいむが完成するという工程だ。 「よし、終了。大丈夫か?」 「ゆっ、だいじょうぶだよ。ありがとう。」 れいむは起き上がろうとするが 「おっと、まだ起きないほうがいい、まだもう少し寝ておけ。接着がはがれるぞ、あとテープで補強しておく。」 「ゆ、わかったよ、ありがとう。」 1日後、接着剤が乾燥したことを見抜いたお兄さんは外へ出す。 「よし、いいだろう、きめぇ丸の話によるとやつらはまだお前の家にいるようだしな。」 「ゆ!わかったよ!おにいさん!いままでありがとう!」 とれいむはぽよんぽよんとはねて 家のあるところへ向かう。 一方れいむの家ではゲスが野菜確保のための本拠地としていた。 「ゆっへっへ、ここならおやさいさんがいっぱいてにはいるのぜ!」 ゲスまりさはこっそりと野菜を手に入れ。すぃーで運び、貪り食っていた。 ありすは子供などを捕まえてレイプしたり食いちぎっていった。 今じゃ近づくゆっくりはほとんどいない、今じゃまりさたちが無敵!そんなことを考えていたゲスだったが。その勢いもすぐに終わりを告げようとしていた。 坂から一匹のれいむが現れた。 するとれいむは家の前に立つと 「まりさ!ありす!でてきてね!」 誰かが呼んでいる、誰だ? いまからありすとゆっくりしようとおもっていたのに・・・ 早く追い出して続きをしよう。そう思ったまりさは家から飛び出した。 「だれなのぜ!・・・ゆっ゛!」 なぜ追い出したれいむがここにいる!? しかもあの体はいったい!? そう思っていたら、れいむが口を開いた。 「でてきたね!まりさ!いまこそけっちゃくをつけるよ!」 「ゆっ゛!きもちわるいれいむはとっととしんでいくのぜ!」 とれいむに体当たりを仕掛けるまりさだがするとベルトにくっついていた、針に刺さった。 「ゆぎゃあああああああああ!いだいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 「おちびちゃんのかたきいいいい!! かくごおおおおおおおおおおお!!」 と受けから攻めに変える。 体当たりを開始する。 ドスドスと、抜いては刺す、抜いては刺すの繰り返し。 何度も何度も違うところをドスドスとさし続ける。 刺したところからじわじわと餡子が沸いて出る。 「あんこさああああああああああああん!!ゆっくりしていくのぜえええええええ!!」 「ゆっくりしねえええええええええ!!」 「ゆ・・・ゆ・・・」 「うるさいわよおおお、まりさああああああ!!ゆっくりできないでしょおおおおおおおおおお!!」 「ありすうううううう!まりさのかたきいぃ!」 「ゆ!あのときのれいむ!なんでここにいるのおおおおおおおお!!」 「ありすうううううううう!!たすけてええええええええ!!!」 「まっ・・・まりs」 「ありすううううううう!!ころしてやるうううううう!!」 ありすへの殺してやるという声と助けての声を放つ二匹。 しかしこんな会話を続けているうちにまりさの意識も薄れ掛けていく。 「ゆ゛・・・ゆ゛・・・っ」 と最後の餡子を吐きあっという間に死んでしまった。 「まりさあああああああああああ!!!」 そして、ものをいわなくなった、まりさから針を抜き、視線をありすに向ける。 「ゆっ゛!」 と奪ったすぃーで逃げ出そうとするがしかし、乗る前に刺されてしまった。 「ゆひいっ!」 「にがさないよ・・・」 「たすけてぇ・・・ あとでとかいはなあいをわけてあげるからゆるしてえ・・・」 「ありすもそういってまりさをレイプして殺した・・・ ゆるさないよ。」 「やめてぇ・・・」 とれいむは軽くジャンプしてはベルトに引っ付いた針を上に上げる。 するとありすの体が真っ二つに切れた。 「ゆべえ゛っ!!」 その後ありすはすぐに死んでしまった。 相当の致命傷のようだ。 その後れいむは空を見上げ行った。 「ゆ・・・ゆふふふ・・・・ゆふふふふふふ おちびちゃん。かたきはとったよ、だからゆっくりしていってね。」 これで復讐は果たせた。 これでよかったのだ。 帰ったら何をしてゆっくりすごそう。 「ゆふふふふ・・・ゆふふふふ・・・」 という不適な笑い声を上げ森の奥へと去っていった。自分の帰るべき家とは反対方向に。 その後、そのれいむはよるまで笑い続け。 れみりゃに餡子を吸われ、家族の元へ向かったとか。 あとがき 今回はリベンジものに挑戦したが後半からグダグダに でもそんなベルトを巻きつけられてよくしゃべれるななんて書いてるときに思ってた。 手かそんなベルトあるの? byさすらいの名無し 過去作品 いじめ系2850 ゆっくり油火踊り祭 いじめ小ネタ545 ゆっくりボール いじめ小ネタ546 ゆっくり太郎 いじめ小ネタ553 ゆっくりできない川さん このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/602.html
※ゆっくりいじめ小ネタ369 ゆっかりクッキング?やゆっくりいじめ系782 非ゆっくり過敏症?の続きですが読まなくても無問題 れいむは激怒した。 かつて自分が愛したまりさの醜態に。 彼女はれいむ達の住む森で一番足の速いゆっくりだった。 そして、更なる強敵を求めて人間の街へと旅立った。 れいむを森に残して。 きっと人間さん相手でも一番になって帰ってくる。 そう信じて待ち続けることおよそ1ヶ月。 まりさは帰ってこなかった。 彼女のことが心配になったれいむは仲間達の制止を振り切って旅に出た。 まりさのように健脚でない彼女にとってはとても長い旅。 その道中で、れいむは様々な苦難を体験し、乗り越えてきた。 あるときはれみりゃに襲われた。 あるときはきめぇ丸の執拗な嫌がらせを受けた。 レイパーありすにすっきりさせらそうになったこともあった。 それでもれいむは全ての苦難を乗り越え、愛するまりさの元へと急いだ。 あてもいクセにゆっくり特有の無駄なポジティブさできっと会えると信じて。 奇跡的にもその無根拠な自信がくじかれることは無く、簡単にまりさを見つけることが出来た。 しかし、まりさはかつて彼女が愛したまりさではなくなってしまっていた。 見知らぬゆっくり達と一緒に猫車に乗せられ、人間さんに媚びるまりさ。 かつてれいむを見つめた綺麗な瞳は布のようなもので覆い隠され、その様子をうかがうことは出来ない。 れいむの知っているまりさなら、人間さんとゆっくりを従えて雄々しく森へと帰ってくるはずだ。 きっと、人間さんにおかしな事をされてしまったに違いない。 人間の女性にものの見事に手懐けられてしまったまりさの様子を木陰から伺うれいむはそんな結論を下した。 支離滅裂以外の何者でもない思考だが、そう思った瞬間からそれがれいむにとっての真実になった。 「きょうはさくせんさんをゆっくりけっこうするよ」 れいむは自分よりはるかに大きな人間を打倒するための手段を必死に模索した。 とにかく寝床を確保するために適当なゆっくりのおうちを奪って、集められるうちに食料を集めた。 それから、人間という生き物を何度も何度も観察して、彼らの弱点を見つけることに成功した。 「ゆっふっふ・・・おめめにいしさんをあてたらにんげんさんでもいちころだよ」 まれにゆっくりが窓ガラスを割って民家に侵入することがある。 そのとき、彼女達はよく膨らむ頬に空気をため、思いっきり石を吹くことでガラスを破壊する。 言ってしまえば今回の作戦はその応用である。 自然の中では準備に時間がかかりすぎるせいで戦闘には全く使えない技術だ。 しかし、ゆっくりがいることやゆっくりが膨れていることを気にも留めない人間相手ならば必ずしもそうではない。 「まりさぁ~・・・れいむとおうちでゆっくりしようね~♪」 そして、れいむはターゲットとなる人間が朝早くに猫車に大量のゆっくりを乗せて公園にやってくることを知っていた。 もちろん、その公園でゆっくりを遊ばせている間、ベンチに腰掛けてボーっとしていることも。 時間・場所・手段・・・いずれをとってもゆっくりの能力で出来る範囲内では非常に優れた選択に違いない。 れいむ自身、その自覚があるらしく、既に人間さんをやっつけた後のまりさとの新婚生活に思いをはせ頬を緩めていた。 恐らく、あと数分であの憎き人間がやってくる。 そしたらあの間抜け面にとって置きの尖っていて痛そうな石をぶつけてやる。 そうすればあまりに痛さに耐え切れなくなった人間さんはれいむにごめんなさいするに違いない。 これでまりさとの幸せな生活が帰ってくる、そう思いながらベンチの目の前でれいむはだらしない表情をしていた。 ざっ、ざっ・・・顔を見られないようにベンチに背を向けながら足音でターゲットの接近を察知する。 振り返りざまの一撃。これを確実に当てるための練習は何度もしてきた。 ここ3日の命中率は80%を超えているから、きっと大丈夫。れいむはやれば出来る子。 そう言い聞かせながらベンチに腰掛けた人間目掛けて尖った石を飛ばした。 「いでっ!?」 結果は見事命中。 石を目に当てられた男は手に持っていたれいむを放り投げてから、顔を抑えてうずくまった。 放り投げられたれいむはれいむにぶつかると「うにゅ・・・」と短く悲鳴を上げる。 そのれいむはすぐさま起き上がると、れいむに何か言うことも無く、急いでその場から立ち去った。 「いってー・・・何だよあのれいむ、クソッ」 幸運にも眼球に直撃せずに済んだ男はようやく痛みから立ち直り、れいむを捕まえて再びベンチに腰掛けた。 どうやら先ほど自分が手にしていたれいむと石をぶつけたれいむの区別がついていないらしい。 が、そのことに気付かないれいむは男の膝の上で驚愕し、久しく忘れていた死の恐怖に震えていた。 どうして相手の顔を確認しなかったんだろう。よりにもよっておねーさんよりも強いおにーさんに攻撃してしまうなんて。 「お、やっと来たか・・・」 男は恐怖のあまりに身動きひとつ取れないれいむを抱きかかえて立ち上がる。 彼の視線の先にはもうひとりの男。 見る人が見ればその表情には死相が見えそうな、妖気を漂わせた不気味な男だ。 「さあ、これが約束のれいむ偽装型ゆっくりおくうです」 「ありがとう、これでようやく復讐が出来るよ・・・」 「ご武運を祈っております」 男はおくうだと勘違いしているれいむをもうひとりの男に手渡すと足早にその場を後にした。 公園に残されたのは1匹のれいむとひとりの男だけ。 彼もまたれいむを抱きかかえたまま講演を後にし、霞ヶ関へと急いだ。 「おくう、俺の家族はな、警察に殺されたんだ・・・」 道中、人が居ない所で男はれいむに向かってそんな事を呟いた。 別に返事が欲しいわけでも、慰めて欲しいわけでもなく、ただ何となく呟いていた。 れいむを抱える腕に力が篭る。 「ゆぐ・・・おじさん、いたいよ。れいむ、ゆっくりできないよ」 「あっと・・・悪い。本当に警察の手にかかったわけじゃないんだがな・・・」 それでも、殺されたも同然だ。ゆっくりの大好きな普通の娘と妻だったのに。 男は腕に篭った力を少し抜きつつ、そう吐き捨てると小走りで最寄の駅へと向かった。 それから少しして、男とれいむは霞ヶ関に到着した。 「ふふふ、これでようやく・・・」 「ゆぅ・・・?」 男は不気味な笑みを浮かべながら警視庁へと歩いていた。 当然、れいむを連れて中に入れるとは微塵も思っていないが、そもそも入る必要も無い。 おくうは小型の核兵器級の破壊力を有し、飼育にはゆっくりの中でも最高難易度の免許が必要になる。 彼にとって重要なのは近づけるだけ近づいておくうを爆発させることだけ。 適当に近くの路地裏にでも隠れてそこでおくうを爆発させればそれで復讐が成し遂げられるのだ。 「なんだかえらく警備が厳重だな・・・でも、ここまで近づけば大丈夫かな?」 「ゆう・・・なんだかゆっくりできないよ」 警察の目を盗みつつ警視庁に近づく男が死ぬ気であることをれいむは本能的に察知し、酷く怯えていた。 彼はそんなれいむに済まなさそうな顔を向けつつ、彼女をアスファルトの地面に置く。 懐からライターを取り出し、彼女の頬に火をつけた。 「ゆぐ・・・あづいよ!ゆっぐぢでぎないよ!?」 「あ、あれ?・・・って、大声出すなよ」 「むぐーむぐー!?」 しかし、れいむの頬が黒く染まり、甘いにおいが立ち昇るだけだった。 頬を焼かれたれいむは熱さと痛みにやられて今にも泣き出しそうな悲鳴を上げる。 男は彼女の口を塞ぎつつ、場所を変えて点火を試みた。 「んー!んびぃ!?・・・ゆ゛っ!?」 髪の毛、あんよ、舌・・・一回一回の点火時間は決して長くないが、ライターの火は確実にれいむを苦しめる。 男は何度やっても一向に爆発しないことに焦りながら、何度も何度もれいむのまだ焼けていない場所に火をつける。 が、やはり爆発する気配は見られなかった。 「ゆうー!やべでね、れいむおぢざんどはゆっぐぢでぎないよ!?」 「・・・まさか、お前おくうじゃなくてれいむなのか?!」 「そうだっていっでるでぢょ!?ゆっぐぢでぎないおぢざんはぎらいだよ!?」 れいむは男の手を振り払うと火傷だらけの体を引きずって何処かへと跳ねていった。 幸いにも火傷は極めて軽傷だったために我慢さえすれば跳ねることも出来た。 男は去ってゆくれいむの後頭部を呆然と見つめていた。 2時間後。 今まで家族を思い出すのが辛くて避けて来たゆっくりとの接触によって在りし日を思い出した男は自首をした。 家族の大好きなゆっくりを犯行に使おうだなんて自分はどうかしていた。 警視庁を爆破してしまえばどれほどの影響が出るか、それがどれだけの人々を苦しめるか。 冷静になった彼は警察へと駆け込み、自分の計画とれいむ偽装おくうを売った男のことを洗いざらい話した。 その後の警察の動きは信じられないほどに迅速で、例のおくう販売人はあっという間に身柄を拘束された。 何でも、少し前に逃げ出したれいむ偽装おくうを捕まえた女性から連絡があり、他にもいるのではと警戒していたらしい。 そこに男の話が飛び込んできたのだ。流石に東京におくうがばら撒かれかねないという危機を前にしては警察だって本気を出す。 そういった経緯で、この事件は大事に至る前に終息した。 東京を、そして日本を救ったこの出来事の裏に一匹のゆっくりれいむの活躍があったことを知るものはいない。 ---あとがき--- 設定次第ではあるがおくうはテロに使われそうだ byゆっくりボールマン
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/617.html
※オリ設定の垂れ流し 最近になってゆっくりの餡内から全く新しい物質が発見されたのはご存知でしょうか? その物質の名はゆっくりをもじったもので「ユクリン」と呼ばれております。 これはゆっくりが強いストレスを感じた時に分泌されるホルモン的な何かで、甘味はステビオシドの約3倍。 水で薄めて濃度を調整することで麻酔にも、鎮静剤にもなるなんだかゆっくりした不思議な物質です。 今日はこの加工所の新設部門“ユクリン採集所”を案内させていただきます。 先ほど説明しましたが、ユクリンはステビオシドの3倍もの甘味を持っています。 これを聞いただけでも察しの良い方はもうお分かりでしょう? そうです。これが、このユクリンこそがゆっくりの甘さの秘密なのです。 本日はユクリンの抽出工程をご覧いただきます。 「ゆゆっ!にんげんしゃんがいっぱいだよ!ゆっくちしていってね!」 こちらの透明の箱で満面の笑みを浮かべているのはご覧の通り、何の変哲もない子れいむです。 狭い透明の箱ですが、特別運動を好むまりさ種やちぇん種ではないので、快適な環境と十分な食事に満足しています。 取り合えず、彼女からユクリンを取り出す工程を見て行きましょう。 「ゆゆっ!おいちそうなあまあましゃんだよ!」 子れいむに差し出されたのはごく普通のゆっくり用クッキーです。 これをちょうどゆっくりの口の高さに備え付けられた餌投入口から与えてみましょう。 それでも、この箱に入るまでは無味乾燥な餌を与え続けていたので、きっと彼女は満足するでしょう。 「む〜しゃむ〜しゃ、しあわせ〜!」 「とってもゆっくちできるよ!」 どうです、とってもゆっくりした光景でしょう? ちょっとお話が変わりますが、“ゆっくり光”というものをご存知でしょうか? ゆっくり光は最近発見された現象で、ゆっくりしているゆっくり放つ通常は肉眼では見えない不思議な光のことです。 特製のスコープを用いるか、ドスまりさのゆっくり光線レベルの量を一斉に放つかすることによってのみ見ることが出来ます。 実はこの光の正体こそユクリンなのです。体内の水分と一緒に全身から放出されたそれは軽いものなのでゆっくりと大気中を上昇していきます。 お手元にあるスコープをかけて、あの子れいむをもう一度ご覧ください。 「れいむ、ゆっくりしているかい?」 「ゆゆ〜ん、れいむとってもゆっくちしてるよ〜♪」 ご覧いただけたでしょうか? 暖かい部屋で満腹になるまでご飯を食べることの出来た彼女は今とってもゆっくりしています。 だから、ユクリンを水分と一緒に放出しており、スコープ越しに見ればその光がはっきりと見えるはずです。 この光を探すことで効率的なゆっくり狩りを行うことも可能であり、非常に便利なものだといえます。 「ゆぅ〜・・・おなきゃいっぱいになったらねむくなってきたよ・・・」 おやおや、あまりにゆっくりしすぎたせいで、眠くなってきてしまったようです。 ほかに説明しておきたいこともありますから、ひとまず今はゆっくり寝かせてあげましょう。 このユクリンは当然眠っている時もゆっくりしている限り放出され続けます。 「ゆぴぃ〜・・・ゆぴぃ〜・・・」 では、今まで自然界では発見されなかったこの物質は一体、何時、何処で生成されているのでしょうか? 当然、ゆっくりの中で生成されています。では、どのような時に生成されるのでしょう? 意外かも知れませんが、実はゆっくり出来ない時に生成されるのです。 しかし、これは意外でも何でもありません。何故なら私たち人間が無意識にストレスを緩和する行動を取っているのと同じことだからです。 お茶を飲んだ時に出るため息や、何の気なしにやってしまう伸び・・・あれらは私たちが日頃溜め込んでいるストレスを微量ながら発散する効果があるといわれています。 「ゆぴぃ〜・・・ゆぅ、ゆゆっ!なんだかゆっくりできなくなってきたよ!?」 今度は箱の上に取り付けられた2つの計器をご覧ください。 一つは何の変哲もない温度計で、これは言うまでも無く子れいむのいる箱の中の温度を現しています。 ちなみに現在は33度。暑い事は確かですが、我慢できないほどのものではありませんね。 そしてもう一つはユクリンの蓄積量を示すものです。 この計器が一定の値を上回った時、自動的に室内温度が上昇する仕組みになっているのです。 気がつけばもう40度に達していますね。 「ゆぎゅ〜・・・ゆっくぢでぎないよおおおお!」 45度。 「ゆ゛ぅぅぅううぅぅう・・・あぢゅいいいいいい・・・」 50度。 「やべ、やべでえええ・・・にんげんぢゃん、でいぶをだづげでぇ・・・」 55度。 「ゆぶぅ・・・も゛う、がばんでぎない゛よ゛ぉ・・・ゆげええええええええええ!?」 ゆっくり出来ない度合いの上昇に伴って、ユクリンの生成量も増加して行きます。 そして、あまり量が多すぎるとドスまりさのゆっくり光線を浴びた時のような虚脱状態に陥ってしまいます。 が、自然界でそのような状況に頻繁になっていてはそれこそ命に関わりますから、許容量を越えた瞬間に嘔吐してしまうのです。 この箱にいるれいむは嘔吐はゆっくり出来ないと理解しているので、餌の投入口に嘔吐を吐き出しましたね。 「ゆぐぅ・・・・・・ゆっ?なんだかすずちくなってきたよ!」 今度は箱の下をご覧ください。 ご覧の通り、これはそれこそユクリンが濃厚に凝縮された餡子です。 ここに置かれたコップに嘔吐をすることによって、箱の温度調節機能に指示を出し、温度が下がるのです。 「ゆゆっ!ゆっくちできるよ!でも、おにゃかがすいたよ・・・」 せっかく食べたものを吐いてしまったのですから当然ですね。 では、お腹の空いた可哀想な子れいむには私からまたゆっくり用クッキーを差し上げましょう。 この作業、あまり繰り返すと室温とゆっくりの因果関係を見抜いてしまいそうな気もしますが、問題ありません。 「ゆゆっ!おいちそうなあまあましゃんだよ!」 ゆっくり出来ないことはすぐに忘れてしまうのがゆっくりですし、よしんばそれに気付いたところで彼女達は何も出来ません。 ご飯を食べなければ空腹でゆっくり出来ずにユクリンを生成し、さらに嘔吐を繰り返すだけのことですから。 気付いたところで、飢えて死ぬことや際限なく挙がり続ける室温に焼かれて死ぬことを選ぶゆっくりはいないのです。 ここではゆっくり出来ないことを学べば、室温が上がらなくてもストレスでユクリンを生成しては嘔吐を繰り返します。 「ゆぅ〜・・・おなきゃいっぱいになったらねむくなってきたよ・・・」 気付かないものもまた、先ほどお見せしたようなことを繰り返してユクリン生成に貢献してくれるます。 「ゆぎゅ〜・・・ゆっくぢでぎないよおおおお!」 45度。 「ゆ゛ぅぅぅううぅぅう・・・あぢゅいいいいいい・・・」 50度。 「やべ、やべでえええ・・・にんげんぢゃん、でいぶをだづげでぇ・・・」 55度。 「ゆぶぅ・・・も゛う、がばんでぎない゛よ゛ぉ・・・ゆげええええええええええ!?」 こうして今日も皆さんの生活に役立つユクリンが製造されているのです。 ちなみに、苦痛に耐えて成長した強い個体は赤ゆっくり生産のラインに回されるので無駄がありません。 ‐‐‐あとがき‐‐‐ この作品の設定はゆっくり爆弾の作者の作品ゆっくりいじめ系1975 ゆっくりの光?の設定を参考にさせていただいております。 が、基本的にパラレルなので設定に齟齬があったとしてもあまり気にしないでください。 最後になりましたが、設定を流用させていただいた作者の方にはこの場を借りてお礼を申し上げます。 byゆっくりボールマン
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2756.html
・4作目です。 ・虐待ナシです。HENTAIもなしです。 ・虐待しない話を書こうとしたらこうなりました。 ・SSってむずかしいですね・・ 「こらー!ばたばた走らない!もー!」 「だってぇー!れいむがー!」 「れいむのりぼんさんはわたさないよ!ぷんぷん!」 この家ではれいむを飼っていた。 小学生になる娘がれいむとなにか争っている。 どうやられいむのりぼんがどうしてもほしいようだ。 「このりぼんさんほしいー!おおきくて赤くてかわいいのー!」 「はいはい。今度飼買ってあげるから。今度ね?」 「やだー!!!!今ほしいのー!!!」 「これはれいむのだいじなおりぼんさんなんだよ!?りかいできる?」 「困ったわねー・・・れいむちゃん?今日だけ貸してあげてくれない?」 「・・ゆ!?」 れいむはおりぼんさんをはく奪された。 その代わり少女がいつもつけているぼんぼんで髪を結ばれる。 悲しくてなきじゃくるれいむ。 「本当にごめんね。ほら、イチゴショートあげるから・・・」 「ゆん!いちごしょーとさんはゆっくりできるよぉぉ!!!」 れいむはりぼんのことも忘れ、ケーキにがぶりついた。 「汚さないよーにね!れいむちゃんの大事な物なんだからねー!わかった?」 「わーい!ゆっくり理解したよー!!!!」 少女はゆっくりの言葉を真似して、家を飛び出していった。 「もぉ・・・。困った子ねぇ・・・」母はため息がでている。 少女は近くの公園にダッシュでいった。 この公園は野良ゆが沢山いることでも有名な公園。 敷地がとても広く、とても自然にあふれる公園としても有名だ。 野の花があふれ、四季折々の景色をみせるゆっくりぷれいす。 ゆっくりにとってのごはんさんが豊富な為、人間にたかることはほとんどなかった。 そのため野良ゆも人間に迷惑をかけることはほとんどなく、良好な関係が築かれていた。 「えーっと、バッチは取ってと。ゆっくりはどこかなー、、、あった!」 公園の隅、木の影に目立たないように段ボールでつくられたおうち。 無論ゆっくりのおうちだ。 少女は自分の髪にリボンを付け、おもむろに近くの芝生に寝転がり段ボールのなかに顔をつっこんだ。 「ゆ・・・?ゆっくりしていってね!ありすはありすよ!」 『ありすだー♪ゆっくりしいってね!れいむはれいむだよー!』 ここはありすのおうちらしい。 子ゆ達を見るに、まりさとありすの番のようだった。 家でいつもれいむと遊んでいる少女はれいむの口調をまねして挨拶をした。 『ありすー?なにしてるのー?』 「ありすはとかいはなこーでぃねーとをしているのよ!まりさがかりからかえってくるまえに すてきにかざるのよ!とかいはでしょ!」 『そーなんだー。ぷっwなんか変なの~!ごみが沢山あるー!』 「ゆがーん!!!ご、ごみ!!!?と、とかいはよ!そんなこともわからないれいむはいなかものねっ!!!」 『そっか・・・。ごめんね。あ、お詫びに・・・そうだ!これあげるよー!』 少女は自分のポーチに入っていたきれいなビー玉をとりだした。 「ゆん!それはとてもとかいはね!いいこーでぃねーとができそうだわ!」 『そーでしょー!これね、きれいなんだー!沢山あるからありすに一つあげるね!』 「・・・さっきはいなかものなんていってごめんなさいね。てっかいっ!するわ。とてもとかいはなれいむね!」 『ありがとー!じゃーねー!』 そう言い残して少女はありすのおうちを後にした。 ベンチに座り、家から持参した水筒のジュースを飲む。 すると、みるからにボロボロのまりさが少女の前に現れた。 「ゆふん!ゆっくりしないでごはんさんをわたすのぜ!」 この公園ではめずらしいゲスっぽいまりさだ。 帽子はところどころ切り込みが入っていてボロボロ。帽子に付いた白いリボンも色あせている。 「れいむのくせに、いいものもってそうなのぜ!まりささまはきがみじかいのぜ?」 『ふーん。まりさお腹すいてるんだーご飯も自分でとれないぐずなの?』 「ゆ!・・な!なにをいっているのぜ!まりささまはかりのめいじんなのぜ!」 『へー。でも今はごはんないんでしょー?だからあたしにちょうだいって言ってるんでしょー?』 「なまいきなれいむなのぜ・・!こうなったらじつりょっくこうしっ!なのぜぇぇ!!!!」 バスケットボールほどのまりさが少女の足に体当たりを開始した。 ぽよんぽよんと決して痛くない音がする。 『やめてよー!くすぐったいよぉーw』 「ゆ!や、やせがまんはやめるのぜ!!!!そろそろいたくてなきそうなのぜ!?」 『馬鹿じゃないの?餡子脳なの?あははw』 「・・・ゆはぁ、ゆはぁ・・・なかなかしぶといのぜ・・・」 『もういい?終わった?』 「しょうぶなのぜ!!!!どっちがおいしいごはんさんをたくさんあつめるかしょうぶなのぜぇぇ!」 『おもしろそー!いいよー!』 「ないてもしらないのぜ?まりささまがかったらごはんさんをぜんぶおいていくのぜ!」 『おっけぃ!じゃーねー、時間はあの噴水が次に出るまでねー!』 「ないてもしらないのぜー!!!!」 ダッシュでまりさは茂みに消えていった。 この公園の噴水は一時間ごとに高く吹きあがる。 さっき噴水は高く水が噴射していたので、勝負の時間は一時間弱というところか。 『えーっとーどうしよーかなー・・・あ!』 少女は公園を散策していた。そして思い出したかのように広場へ駆けて行った。 そこには比較的背の低いさくらんぼの木があった。 管理されているものではないので、虫がはいっているかもしれない。 いつも少女は食べたりしないのだが、ゆっくり相手ではどうでもいいと思い、さくらんぼをもぎ取ってゆく。 少女はスカートの前面部の下の方を指でつまみ、袋状にし、それを入れ物にして沢山さくらんぼをとった。 『こんなもんでいっかー。もどってよーっと!』 まりさには勝算がある。 相手はれいむだ。ごはんさんをいれるおぼうしもなければ狩りにも慣れてないだろう。 あのれいむがごーくごーくしていたものは人間さんからもらったものに違いない。 それが自分のものになることを考えると、狩りの最中も涎が出っぱなしだった。 まりさは全力で狩りをしていた。 帽子いっぱいにごはんさんをつめこみ、ベンチ前にもどろうとすると、 ちょうど噴水の水が高く上がっていた。 「まりささまのあっしょうっ!!なのぜぇ!!!」 「『せーの!!!』」 合図と同時に少女とまりさは収穫を土の上に広げた。 『さくらんぼだよー!いいでしょーって・・・・うわぁぁぁぁぁ!!!!!!』 「ゆふん!れいむにはかりができないゆっくりしたむしさんたちなのぜぇ!!!」 まりさの帽子からでてくる虫。虫。虫。 ぐったりしている毛虫や、死にかけのバッタ。羽が欠けた蝶、死んだゴキブリ・・・ 少女は気持ち悪くて悲鳴を上げている。 「ゆっふっふ!まりさのかりはすごいのぜ・・・・!ゆ!!!そっちもすごいのぜ!! こんなにゆっくりできるさくらんぼさんがたくさん・・・す、すごいのぜ!!!!」 まりさは純粋にびっくりしていた。 まさか子育て(笑)しかできないれいむが、ここまで狩りの名人とは・・・・ 「ゆぐっ・・・!こんかいはまりささまのまけなのぜ・・・むしさんをもっていくといいのぜ・・・」 ジュースをカツアゲしようとしたところはゲスだが、勝負は正々堂々と負けをみとめたまりさ。 少女に虫たちを差し出す。 『こんなのいらないよぉぉぉー!!!!ぎもぢわるぃぃぃ!!!!』 泣きそうな少女の声をきき、さっきのありすが顔をだした。 「あら?さっきのれいむ?どうしたのかしら?」 「ゆん!ありす!すごいのぜ!このれいむはかりのめいじんなのぜ!」 「・・!と、とかいはだわ!!!!!でも、ありすのまりさもとってもとかいはよ!」 このまりさは、さっきのありすと番のようだった。 「でもおかしいのぜ・・・。ゆっくりしたむしさんなのにれいむいらないというのぜ・・・」 「ゆん!れいむはこのむしさんのじゅーしーなおいしさをしらないのね!?」 そういうとありすはゴキブリを口に運んだ。 「むーしゃむーしゃ!はごたえがあってとてもゆっくりしているわ!」 『うわぁぁぁぁぁぁ!!!!ゴキブリたべたー!!!!やだぁぁぁぁぁ!!!!うわぁぁぁん!!!!』 お友達になったとおもっていたありすがゴキブリを食べた。ショックで泣きだす少女。 なぜ泣いているのかわからないありすとまりさ。おろおろするばかりだった。 すると突然、木陰から見ていたぱちゅりーが顔を出す。 「むきゅ!!!すごいれいむだわ!!!よかったら、みんなにかりのしかたをおしえてもらえないかしら? いままでみたことないれいむだけど・・・このゆっくりぷれいすにすまないかしら?」 「ぱちゅりー!それはとかいはなていあんっ!!だわ!」 「まりささまもみとめるれいむなのぜ・・」 するとそこらかしこから、ゆっくりたちが出てくる。そして口ぐちに 「やっとあたらしいおさのたんじょっう!だね!」 「おーさ!おーさ!」 「さーお!ちーんぽ!きーっこう!しろーとどーてぃっ!!」 何やら盛り上がっているゆっくりたち。 まだ泣きやまない少女。 『うわぁぁーん!もうやだー!おうちかえるーーー!!!!』 少女は全力で帰宅したのだった。 大量のさくらんぼがベンチの前にのこされた。 「むきゅ・・・あのれいむはなんだったのかしら・・・こんなゆっくりしたごはんさんをおいていくなんて」 「きっとごはんさんをとってくれたかみさまだったのぜ・・」 「ありすもきれいなたからものをもらったわ・・・」 なぜか少女は神様になっていた。 「あ、おかえりー!れいむちゃんにりぼんかえしなさいよー。って、なんかあったの?」 まだ涙目の少女を心配する母親。 「ぇっぐっ。もう、、りぼんいらない・・・ぐす・・・」 「何があったの?・・まぁ怪我してないからいいわ。れいむちゃーん!」 「ゆっくりさんじょうっ!だよ!おりぼんさん!ゆっくりかえってきてね!!!!」 その後少女は、れいむのりぼんをほしがることは無くなった。 そして、本物のれいむが公園に散歩に連れてってもらうと、野良ゆに囲まれ歓声をうけたのはまた別のお話。 そして、さくらんぼを集めているときの少女のスカートを 望遠レンズ付きカメラで激写したHENTAIお兄さんがひっそりとタイーホされていたのはご愛敬。 アトガキ 前回のSSを読んでくれた皆様ありがとうございました。 私が人間を交えてゆっくりを書くと、ダメ人間になってしまうようです。 ほんわかした話をかきたいと努力した結果がこれだよ!ぅぐぅ。 日ハム勝てない・・・呪いかなにかでしょうか・・・。 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 1274 しゃっきんさん ふたば系ゆっくりいじめ 1305 しゃっきんさん その後。 ふたば系ゆっくりいじめ 1315 むしゃくしゃさん このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! ◆SS感想掲示板 10作品未満作者用感想スレへ ※書き込む時はSSのタイトルを書いて下さい。 コレをコピーしてから飛びましょう→『ふたば系ゆっくりいじめ 1321 おりぼんさん』 トップページに戻る
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/537.html
死すべき生物 51KB ※俺設定 ※東方オリジナルの設定をほとんど無視します ※人間が出ます ※反社会的な演出が非常に多いです ※狂ってます ※エロ入っています ※でも、通報だけは止めてね ※あくまでフィクションです ※こんなことをしたいと思わないし、したこともないよ。 ※あくまでもお話です ※絶対に通報だけは止めてね ※ゆっくり理解できた人だけ読んでください。 ※それ以外の人は今すぐ、右上の×ボタンさんを押してね。 ※非常長いです 死すべき生物 ゆっくりは悪の根源だ。 そう信じる者達がいた。 ゆっくりに良いも悪いもない。 絶対的な悪。 そう断言する者達がいた。 ゆっくりを虐待したい? 虐待ではない。制裁だ。 この世に生を受けたことへの制裁だ。 どんな手段を使ってでも、 苦しめてやる。それがこの組織の目的であった。 とある平日のお昼頃・・・。 女性ニュースキャスターが慌しく臨時ニュースを読み上げた。 『臨時ニュースをお伝えしますっ!!! 臨時ニュースをお伝えしますっ!!! 本日、12時13分、 S区内にあるゆっくり愛護協会、通称、ゆっくりんピースの本部ビルにて、 凄まじい爆発があり、ゆっくりんピースの本部ビルが全焼しましたっ!!! 死傷者は合わせて約100名という報告がありましたっ!!! なお、ゆっくりんピースにいたと思われるゆっくりたち、約1万匹は、 みな焼け死んだとの報告がありましたっ!!!』 ADらしき人物がカンペを持ってきた。 『えぇ!? これどういうこと!? し、失礼しましたっ!!! たった今入ってきた情報ですっ!!! 衆議院議員の愛出愛子氏が議事堂内に入ってきた男に、 ナイフで刺されたとの報告がありましたっ!!! すぐに愛出氏は救急病院に運ばれましたが、ただいま重体とのことですっ!!! 愛出氏と言えば、ゆっくり愛護法案を立案したゆっくりんピースの会長であり・・・』 さらに・・・。 『ちょっと!!?? さっきからなんなの!?ねぇ!? た、大変、失礼致しましたっ!!! たった今入ってきた情報ですっ!!! N県のA山付近で、大規模な山火事が発生し、 付近に住んでいる住民に対して、避難勧告が発令されましたっ!!! なお、このA山の付近には、ゆっくり保護区があり・・・』 ADがカメラの前を横切る。 『ねぇ!?ちょっと!?あなた!? えっ!?これも!?さっきからこれなんなのねぇ!? こ、こ、これもたったいま入ったニュースですっ!! 全国的に展開しているゆっくり製菓の本社ビ・・・』 女性アナウンサーが引きつった表情で異様なニュース読み上げていると・・・。 『おいっ!!!あれはなんだ!!!!』 プロデューサーが叫んだ。 数あるテレビモニターが他局の放送を流している中、 とあるテレビ局でいつもと違う光景が広げられていた。 このテレビ局では、今の時間帯では、 「たのしいゆっくりなかま」というゆっくりを扱った子供向け教育番組を放送している。 歌のお姉さんとゆっくりたちが、楽しく歌を歌うという老若男女問わず、ゆっくりファンには大人気の番組だ。 いつもなら、歌のお姉さんとゆっくりたちがゆーゆー歌ってるだけの単調な番組だが、 今映っているその光景は全く違った。 迷彩柄の服を着て、マシンガンを携えた人間たちが、映っていた。 その人間たちは、みな一様に変わっていた。 全員、れいむ、まりさ、ありす・・・などゆっくりのマスクを被っていた。 中央に立っているれいむのマスクを被った人間が右手をカメラの前に突き出した。 髪を雑に捕まれて、もみ上げをピコピコと上下に振り回して痛そうにしているれいむがそこにはいた。 「いじゃいよぉお!!!はなじでぇええ!!!」 れいむは下腹部をブリンブリンと揺らして、逃げようとしている。 「やめてあげてね!!!いたがってるよ!!!」 「そうよ!!!こんなのとはいはじゃないわ!!!」 「こんなゆっくりできないことはやめてよ!!!ゆっくりしようよ!!!」 「わからないよー!!!にんげんさんがなにがしたいのかわからないよー!!!」 れいむを心配そうにしているゆっくりたちの声が聞こえる。 『何が・・・望みなの・・・?こんな・・・こと・・・しても・・・』 歌のお姉さんと思われる女性が声を震わせながら訴えかける。 『れいむちゃん・・・』 れいむのマスクを被った人間が、右手に持っているれいむに問いかける。 「にん・・・げん・・・さん・・・れい・・・む・・・こわ・・・い」 目に涙を溜め、プルプルと体を小さく震わせていた。 『これからこぉんなに可愛い可愛いれいむちゃんを・・・』 れいむだけでなかった・・・。 他のゆっくりや歌のお姉さんも、れいむと同様、この異常事態に体を震わせていた。 『ゆっくり燃やしちゃうよ!!!!』 「やめてぇええぇえ!!!そんなことしないでぇええ!!!!」 「どぼぢでぞんなごどいうのぉおお!!!!」 「やめるんだぜぇぇええ!!!そんなゆっくりできないことはやめてぇえええ!!!」 「ゆんやぁぁああ!!!ゆっくりできないぃいい!!!ここはゆっくりできない!!!!」 「もうやだぁあああ!!!!おうちかえるぅうう!!!!!」 『やめてぇぇぇえええ!!!そんなことしないでぇええ!!!あなたちそれでも人間なのぉおおお!!!』 ゆっくりや歌のお姉さんたちは、泣き叫んだ。 ドバババババ まりさのマスクを被った人間がマシンガンを天井に向けて発射した。 『静かにしてね!!! 邪魔すると殺しちゃうよ!!! あと、れいむちゃんはゆっくり燃やしちゃうよ!!! ゆっくり理解してね!!!』 ゆっくりや歌のお姉さんたちは、みな黙った。 あまりの恐怖にゆっくりたちは、みなしーしーを漏らしていた。 よく見ると歌のお姉さんも失禁していた。 『さぁて、れいむちゃん・・・』 れいむのマスクを被った人間が言った。 「にんげ・・・さん・・・れ・・・む・・・し・・た・・・くな・・・」 れいむは瞳から止め処なく涙を流し、声を詰まらせながら話す。 『ん?よく聞こえないよ?はっきりと大きな声で元気よく答えてね!!!』 「れ・・・む・・・しに・・・た・・・」 『聞こえないよ?れいむちゃん!!!こうすれば聞こえるかなぁ!?』 れいむのマスクを被った人間は左手でライターに火をつけ、れいむの下腹部を炙りだした。 「あじゅぃいいぃいいいいい!!!!!!!」 れいむは体中から体液という体液を分泌させながら、叫んだ。 「でぃぶぅううぅうう!!!!」 「やべでぇぇええええ!!!ゆっぐりぃいいい!!!」 「どぼぢでごんなごどずるのぉおおぉお!!!!」 『いやぁあああ!!!!やめてぇぇえええ!!!!』 ゆっくりと歌のお姉さんは叫んだ。 れいむのマスクを被った人間は、ライターの火を消した。 『なぁ~んだ。元気がなかっただけかぁ~。お兄さん、心配したよぉ!!!』 「あじゅ・・い・・・あじゅ・・・」 『だって、これから殺しちゃうのにさぁ・・・ お返事が小さかったら・・・ジワジワと嬲り殺す楽しみがゆっくり味わえないかと思ったよぉ!!!! れいむちゃんの可愛くて可愛くてかわゆぃいい声が、 痛い~とか熱い~っていうゆっくり出来ない声に変わるのが・・・ お兄さんはとぉてもゆっくりできるんだよぉおおぉ!!!!』 「やめでぇえええぇぇえ!!!!でいぶじにだぐないぃいい!!! おがああじゃんんんん!!!!だずげでぇえええ!!!! おねえじゃんんん!!!!!だじゅげでぇええええ!!!!!!!」 れいむは、助けを乞う。 『やめてっぇえええ!!!どうしてごんなことずるのぉおおおお!!!!』 歌のお姉さんは涙を流しながら、問い正す。 『だってゆっくりできるからじゃないかぁ!! そんなことも知らないなんて・・・バカなの?死ぬの?』 れいむのマスクを被った人間が、れいむの体に何かを塗り始めた。 「くちゃい・・・くちゃい・・・くちゃいよぉ・・・」 『ごめんねぇ・・・れいむちゃん・・・。ガソリンさんの匂いはゆっくりできないかい?』 それを聞いたと途端・・・。 『もうやめてぇえええ!!!お願いだからもうやめてぇえええ!!!! 何が望みなのぉおおお!!!ねぇえ!!!お願いだからもうやめてぇえええ!!!!!』 歌のお姉さんは顔がクシャクシャになりながら、号泣した。 『れいむちゃんを燃やすのが望みなんだよ!! ゆっくり理解してね!!!!!』 『やべでぇええ!!やべっ!?』 次の瞬間、ありすのマスクを被った人間が歌のお姉さんを殴った。 『静かにしなさい!!!この田舎者!!!!』 『うっ・・・うぅ・・・』 殴られた歌のお姉さんは、頬を押さえながら、静かに泣いていた。 『さぁて、れいむちゃん!!! お楽しみのスーパーメラメラタイムの始まりだよぉおお!!!』 「でいぶじにだくないぃいいい!!!でいぶじにだぐないぃいい!!!」 『大丈夫!!!ゆっくりはみんな無様に死んじゃうんだよ!!! れいむちゃんの場合、他のゆっくりに比べて、ちょっと早いだけだから!!! お兄さんが熱い熱いメラメラさんで燃やしてあげるから安心して燃えてね!!!』 「やだやだぁぁぁああ!!!でいぶもえだぐないぃいいい!!!! ゆんやぁあああ!!!もうやだぁぁああ!!!おうぢがえるぅううう!!!!」 『ダメだよ!!!そんなわがまま言っちゃあ!!! れいむちゃん!!!テレビに前のお友達に最期のお別れの挨拶をしようね!!! ほら、もっとゆっくりしたかったって言ってごらん!!!』 「ゆんやあっぁああ!!!ゆぴぃいいい!!! でいぶじにだぐないよぉおおお!!!でいぶじにだぐないよぉおおお!!! ゆびぃいいいいぃいい!!!!!!」 暴れまくるれいむ。 とにかく逃げようと必死でもがく。 その姿にはもうゆっくりという言葉とはかけ離れ、思いもよらない醜態。 『もう!!!れいむちゃんは!!!聞き分けのない子だね!!! そんなゆっくりできないれいむはゆっくり死ね!!!!』 と、言い終わると、左手のライターに火をつけた。 そして、れいむの体に火をつけ・・・。 「あじゅぃいいぃいいいいい!!!!!! あじゅぃいいいいいぃいいいいい!!!! ゆわあ。ぁぁぁぁぁああああああ!!!! ゆんああぁぁぁぁぁああぁぁあああ!!! ゆびいいいいぃいい!!!!!!!!!!!!!!」 凄まじい声で叫ぶれいむ。 れいむの全身を真っ赤に燃える炎が包む。 その炎の中で、黒いれいむのシルエットが、物凄い勢いで下腹部をブリンブリンさせているのが、 カメラに映る。 全身が燃えている中でも、助かりたい、逃げ出した、生き延びたいというのが、 見る者をすべてに伝わるかのように・・・。 そして、その暴れっぷりが示すのは・・・。 とてつもない熱さ・・・・。とてつもない痛み・・・。 見るものが目を塞ぎたくなるような映像・・・・。 「でぃぶうううぅうううううう!!!!!!!」 「ゆんやぁぁああ!!!!ゆっくりぃいいい!!!ゆっくりぃいい!!!」 「わからないよぉおおお!!!わからないよぉおおおお!!!」 ゆっくりたちは、体中から汗、涙、涎を撒き散らしながら、暴れる。 『いやぁぁっぁぁぁぁぁぁああ!!!!!!でいぶじゃあんんんんん!!!!!!!』 歌のお姉さんは両手で目を塞いだ・・・。 次第に、れいむについた火も消えだした。 「ゆ゛っ・・・・ゆ゛っ・・・」 なんと、れいむはまだ生きていた。 『でいぶじゃんんんん!!!!でいぶじゃんんん!!!!』 歌のお姉さんはれいむの名前を呼び続けた。 「お・・・で・・・え・・・ざ・・・ん・・・」 『れいむちゃん!!!よくがんばったねぇ!!! さあ!!!今度こそ、テレビの前のお友達とお姉さんに最期のお別れを言おうか!!!!』 「で・・・ぃ・・・ぶ・・・じ・・・に・・・だ・・・ぐ・・・」 「で・・ぶ・・・じ・・・に・・・ぐ・・・な・・・い」 クシャ!!! 言い終えた瞬間、真っ黒になったれいむの体は自然に壊れて、れいむの頭がポトリと床に落ちた。 『でいぶぅううぅうじゃんんんん!!!!!!!!』 普段の優しく笑う歌のお姉さんからは想像できない苦悶の表情。 「ゆんやぁぁあ!!!どぼぢでごんなごどずるのぉおお!!!!」 「でいぶぅううぅう!!!でいぶぅううう!!!!」 「もうやべでぇえええ!!!もうやべでぇええええ!!!!」 それに反応するかのようにゆっくりたちも泣き叫びだした。 『さぁて!!!今度はお姉さんの番だよ!!!』 「「「ゆぅぅううぅっ!?」」」 ゆっくりたちは恐怖した。 この人間たちは、さきほど、れいむにしたことをお姉さんにもしようとしている。 「お・・・お・・・お・・・」 「「「おねえじゃんをいじめるなぁぁあああ!!!!」」」 ゆっくりたちは無謀にもその柔らかい体をポニョンポニョンと弾ませて、 人間たちに体当たりをしてきた。 この人間たちはゆっくり出来ない!!! この人間たちはお姉さんをゆっくり出来なくさせる!!! 絶対に許せない!!! 絶対に許せない!!! れいむの仇!!!お姉さんを守る!!! そんな決意をみな持っていたのでもあろう。 が、当然・・・ 「ゆべぇ!!!」 「ゆぼぉ!!!」 「ゆごぁ!!!」 みな、人間たちに踏み潰され、中身を吐いて、絶命する。 『みんなぁぁああああ!!!!!!!!』 歌のお姉さんの絶叫が響き渡る。 『さぁて!!!お楽しみはこれからだよ!!! あっ!?いっけなぁぁい!!! これからは大きなお友達しか見ちゃいけないよ!!! 小さなお友達はゆっくりチャンネルを変えてね!!!』 『い・・・い・・・いやぁぁああ!!!!』 ビリッ!!ビリィ!!! お姉さんの服を破り、半裸に近い姿にした。 『このお姉さんはゆっくりが大好きなんだって!!!』 れいむのマスクを被った男が言う。 『うぅ・・・うぅ・・・』 テレビに自身の裸体が映り、泣き出すお姉さん。 『お兄さんはこんな綺麗なお姉さんのために!!! プレゼントがあります!!! お姉さんが大好物のれいぱーちゃんで~す!!!!』 「んんほぉおおおぉおおおお!!!!!」 そこには薄汚れたれいぱーありすがいた。 恐らく、どこかで拾ってきた野良ありすをレイパー化したのであろう。 すると、まりさのマスク、ありすのマスクを被った人間二人が、 歌のお姉さんの両足を持ち上げ、お姉さんの腕を方に回して、 股を広げるように、二人で抱えだした。 人間たちは、さらに・・・股間を指で・・・ 『いやぁぁぁああ!!!やめでぇええ!!!やめでぇえ!!!! お願いだがらぁあぁあああ!!!!やめでっぇええ!!!!』 必死で抵抗するお姉さん。 が・・・。 『うるさいよ!!!静かにしてね!!!』 ボガッ!!! と、れいむのマスクを被った人間がお姉さんの顔面にパンチを当てた。 「うぶっ!?」 鼻血を出して、うなだれるお姉さん。 『はいはい~!!! カメラさん!!!死にたくなかった、お姉さんのまむまむをドアップで映してね!!! ズームをいっぱいい~っぱいしてね!!!』 カメラマンの後ろにいるちぇんのマスクを被った男が、 マシンガンの銃口を背中に押し付けて、カメラマンに指示する。 カメラマンも申し訳なさそうに、 お姉さんの何も衣服で覆われていない股間をズームで映す。 『これがお姉さんのまむまむだよぉ~!!! 大きなお友達のみんなぁ~!!! シコシコピュッピュする前に、ちゃんと録画してねぇ~!!! こんな無修正のまむまむを地上波で、しかもこぉんなに綺麗なお姉さんの まむまむをドアップで見れることなんて今後100年くらいはないんじゃないのかなぁ~!!!』 『うぅ・・・うぅうう・・・』 ひたすら泣き続けるお姉さん。 『このまむまむにどれだけのぺにぺにが入ってきたのか気になるなぁ~。 ねえ、お姉さん!!!何人のぺにぺにが入ってきたか教えてよ!!! お兄さんゆっくり知りたいなぁ!!!』 まさに外道。 このれいむのマスクを被った人間は、最低な人間である。 『うぅう・・・うううぅうう・・・』 ただ泣くしかないお姉さん。 『泣いてちゃわかんないよ!!! そうだ!!!まむまむがかっぽり開いちゃったから、ぺにぺにがほしんだね!!! わかるよー!!!』 れいむのマスクを被った人間は、れいぱーを両手に抱えた。 「んんほおおおおぉおおおおお!!!」 『やめでぇええ!!!!ぞれだげばやめでぇえええ!!!! おねがいじまずぅううう!!!おねがいでずがぁらぁあああ!!!! なんでもじまずうぅううう!!!なんでもじまずがらっぁあああ!!!!』 「んんほぉおおぉおお!!! とかいはなおねえぇさんねぇええ!!!! そのつんでれなたいどもかわいいぃわぁあああ!!!! あでぃずのぉおお!!!とはいはのあいをぉおお!!! うけとってぇえええ!!!!」 れいぱーのぺにぺにが大きくなった。 しかし・・・。それは度を越していた。 まさに・・・。馬並み・・・。 いや・・・。馬以上の長さ。馬以上の太さ。 『いいまずっぅううぅう!!! いいまずがらぁっぁああ!!!! やめでぐだざいぃいい!!!!やめぇ!!やめでぇええ!!! ざんに!!!ざんにんでずうぅうううう!!! いままでぇええ!!!ざんにんどやりまじだぁあああ!!!!!』 必死の形相で拒絶するお姉さん。 『三人かぁ~。なんか妙にリアルな数字だね!!! お兄さんちょっとショックだなぁ!!! こういう仕事しているお姉さんって結婚するまで純潔を守ってるんだと思ってたから!!!』 『うひひひぃいいうひぃいい・・・』 目が虚ろになり、焦点がどこかあらぬ方向になっているお姉さん。 『でもよく言えたね!!!立派だね!!! 感動した!!!だからお兄さんからのプレゼント!!!!』 「んんんほぉおおおぉおおおおお!!!!!!!!」 れいむのマスクを被った人間は、れいぱーをお姉さんの体に投げた。 れいぱーがお姉さんの股間に圧し掛かる。 『いやぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!やめでっぇえええ!!!!! だれがあぁぁぁぁあああああ!!!!だずげでぇえええ!!!!!!! やめでぇええ!!!やぁぁぁぁぁあぁああ!!!!』 「んんんほぉおおぉおおおお!!!! とはいはのあいをうけとってっぇえええええ!!!!」 『いやぁぁああああっぁあああ!!!!!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『狂って・・・る・・・こいつ・・・ら・・・狂・・・てる・・・』 虐待鬼意山はれいむへアマギリをするつもりだったが、 テレビから流れてきたその異様な光景に言葉を失った。 本来、この時間に流れるはずの「たのしいゆっくりなかま」をアマギる前のれいむに、 見せ付けて、ゆっくりがゆっくりする姿を見て、れいむもあんな風になりたいという希望を、 植えつけた後にアマギり、絶望と痛みだけを与えるという虐待コースを行おうとテレビをつけたら・・・。 なんだこれは・・・。 カランカランカラン・・・。 ショックのあまり、お兄さんは手に持っていたアマギリ専用キリを床に落とす。 この虐待鬼意山、虐待歴10年の大ベテラン。 ゆ虐コンテストでも入賞するくらいの実力者。 そんな強者でも、この映像はまさに狂気。 「お・・・に・・いさ・・・ん・・・なに・・・こ・・・れ・・・?」 あまりの自体に虐待鬼意山だけでなく、れいむも目が点になり、困惑していた。 先ほどまでゆびぃゆびぃと叫んでいたが・・・。 この映像を見て、開いた口が塞がらなかった。 お兄さんは・・・。「たのしいゆっくりなかま」を見させてくれるんじゃなかったの・・・・ 何これ・・・。 もう・・・それどころではなかった・・・。 なんだこれは・・・。 鬼意山もれいむもそれを必死で理解しようとしたが、 理解できなかった。 いや、理解できなくて当然である・・・。 『ぱぴぷぺぽぉぉおおおぉお!!!!ぱぴぺぽぉおおぉおお!!!!』 鬼意山の精神は崩壊したのだ。 「おにいいさんんんん!!!!!ゆっくりしてぇえええ!!!!ゆっくりぃいい!!!」 れいむは必死で叫んだ。 鬼意山をこっちに世界に連れ戻そうとして・・・。 れいむは声が枯れるほど叫んだ。 ゆっくり、ゆっくりと・・・。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「こわいよぉおぉお!!!わからないよぉおお!!!」 『怖がらないで、ちぇん!!私がちゃんと守ってあげるから!!!』 「ほんとぉおお?」 『ええ!!だってあなたは私の宝物ですもの!!!!』 「おねえさん!!!!!」 バリン!!!! 「あれぇ?まどがらすさんがわれたおとがしたよぉおお?」 『何かしら・・・えっ!?あなた!?』 『ヒャッハァァァ!!!!虐待だあぁぁああ!!!!!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ N県のA山付近 「あじゅいぃいいいい!!!!!だずげでぇえええ!!!!」 「ひさんんんんん!!!!あっちにいっでぇええええ!!!!!」 「だれがぁぁあああああ!!!!だじゅげでぇえええええ!!!!」 「どぼぢでごんなごどになっでるのぉおおおぉお!!!!!」 ゆっくり保護区に住んでいた野生ゆっくりたちがみな山火事から逃げていた。 「ゆぅ・・・。やっとひさんからにげることができたよ・・・。」 「どぼぢでごんなごどに・・・ばでぃざのおちびじゃんが・・・」 「ゆんあぁああああ!!!!でぃぶだぢのゆっぐりぶれいずがぁああ!!! みんなのゆっぐりぶれいずがぁあああ!!!!!!」 焼け野原になった場所にて、 生き残ったゆっくりたちは、一同で集まり、みんなゆーゆーと泣き出した。 このゆっくり保護区とは、国立公園であり、 この地区一帯の山々は、 国が管理しており、虐待鬼意山などは立ち入り禁止であり、 国が認定した愛で派の人間しか入れない地域なのである。 さらに、ここに住んでいる住民たちは、 ゆっくりブームにあやかり、 ゆっくりで村興しを考えている者ばかりで、 ゆっくりに対しては非常に優しいのである。 住人たちは、普段から事故が起きないようにと、巡回し、 ゆっくりが安心して暮らせる環境を作っていたのに・・・。 こんな大規模な山火事が起きるなんて、信じられなかった。 ゆっくりにとって、このゆっくり保護区は天国だったはず。 まさに、ゆっくりのためにあるゆっくりプレイスだった。 それが今、辺り一面焼け野原になり、 先祖代々住んでいた家は燃え、 みんなで力を合わせて耕した畑は焼け、 日向ぼっこするには最適な丘は炭と灰で覆い尽くされて、 子供の頃から遊んでいた遊びはなくなった。 春になると綺麗な花が咲いていた花畑には火種がチョロチョロまだ残っており、 夏になるとみんな泳いだ澄んだ水の川は泥だらけになり、 秋になるとみんなで葉っぱを集めるの楽しみだった森の木々は見事に消えて、 冬になると人間がゆっくりのために作ってくれた暖かい暖房の入る小屋は燃えて・・・。 死んでいったゆっくりのお墓は見るも無惨に荒れ放題。 みんなで人間から勉強を教えてもらった「がっこう」も真っ赤に燃えていた。 遊びに来てくれる人間のために、「ゆっくりしていってね!!!」とみんなで書いた垂れ幕は・・・。 「ゆっくりし○○○○ね!!!」と中の文字が燃えて、とても見せられるようなものじゃない。 すべてを失った。 家を、食料を、遊び場を、番を、子供を、親を、 ここに住んでいたゆっくりたちの歴史を、ゆっくりたちの生活を・・・。 『に・・・・・・ろ・・・・』 「ゆぅ!?なにかきこえるよ?」 「あれは・・・おじいさんだよ!!!」 遠くからお爺さんの姿が見えた。 お爺さんは、このゆっくり保護区のゆっくりたちの面倒を見てくれるいい人間だった。 ゆっくりたちが冗長して、調子に乗った時は、厳しく叱り、 ゆっくりたちが痛い思いをした時には、真っ先に飛んできて、ゆっくりたちの怪我を治す、 先生でもあり、医者でもあり、ゆっくりたちの親代わりでもあった。 この優しいお爺さんが生きていた。 こんな激しい山火事の中でも、お爺さんは生きていた。 生き残ったゆっくりたちは、みな目に涙を浮かばせて、ウルウルとしていた。 「ゆぅー!!!おじいさんんん!!!いきていたんだねぇええ!!!!」 一匹のまりさが満面の笑みで駆け寄って行く。 その体を弾ませて、必死で駆け寄って行く。 生き残ったゆっくりたちは、みな涙を流しながら、思った。 そうだ。こんなつらい時でもお爺さんは、 諦めるなと言ってくれた。 どんなにつらくても道は開けるんだと・・・。 みんなの力を合わせれば、この焼け野原をまた、 あの美しいゆっくりプレイスに、みんなの楽しいゆっくりプレイスに戻すんだ!! 彼らはそう思い出した。 「おじいいさんんん!!!!ゆっくりしていってねぇえええ!!!!」 『来るなぁぁぁあああ!!!逃げるんじゃぁああ!!!!早く逃げるんじゃぁああ!!!!』 お爺さんの後ろには、ぱちゅりーのマスクを被った人間が火炎放射器を持っていた。 『ヒャッハァアア!!!汚物は消毒だぁああ!!!!!』 ジュワァァアア!!!! 『うわぁぁああああああ!!!!!』 まりさの目の前でお爺さんは火達磨になった。 『あずいぃいいい!!あずぃいい!!!!』 まりさは、理解するのに数秒ほどかかった。 え!? お爺さんがメラメラと燃えてる!? どうして!? さっきまで燃えていなかったのに!? あれ!?ぱちゅりーがいる!? でも、あれ、ぱちゅりーじゃないよ!! 人間さんだよ!!! でも、顔はぱちゅりーだよ!!! でも、人間さんだよ!!! でも、顔はぱちゅ・・・・・ ボワッァアア!!!!! が、結局、すべてを理解することは出来なかった。 『ヒャッハァァァアア!!!!てめえらまだ生き残ってやがったかぁあ!!! 全部燃やしてやるぅううう!!!!汚物は消毒だぁあああ!!!!!』 「「「「ゆぅうぅうううう!!!!!」」」」 「ゆんやっぁあああ!!!ゆっくりでぎないぃいい!!!!」 「どぼぢでごんなごどずるのぉおおお!!!!」 「ゆびぃいいい!!!もうやだぁああおうちがえるぅううう!!!」 生き残ったゆっくりたちは、目の前にある死に絶望した。 さきほどまで希望を持とうと決意していたのに、 その決意はいとも簡単に崩れ去ったのだ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『り、り、臨時ニュースです!!!』 『先ほど、議事堂内にてナイフで刺された愛出愛子氏の意識が戻ったとの報告がありました。 現場の○田さん!!!』 『はい!!こちら!!都内にある救急病院に来ております。 こちらには、各報道陣が多数駆けつけており・・・、 あ、たった今入った情報では、あちらの窓の病室で愛出氏が・・・』 ドダン!! ガチャガチャ!!! 『えっ!?何?あの人たち!? ってあれ!??まさ・・・か!?ロケ・・・』 『危ないっ!!ちょ!!!逃げろ!!逃げろぉぉお!!!』 『嘘っ!?』 ドガァアアアンン!!!!! 『きゃぁっぁああああ!!!!! 嘘っ!!!なんてってことをぉぉお!!!』 ザッァァザッァア 『た・・・ただいま・・・映像がみ・・・乱れて・・・』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『なんだよ・・・これ・・・テロ・・・!?』 食道で定食を食べていたサラリーマンたちが、 テレビから流れるその異様な光景に驚きを隠せないようで、 みな箸を落としていた・・・。 「ゆんやぁああああ!!!!!! でぃぶばでざーどざんじゃないよぉおおお!!! だれがぁあああ!!!だずげでぇえええ!!! ゆんやぁああ!!!!」 定食のデザートになっていたれいむの叫び声だけが、 定食屋に響き渡っていた・・・。 れいむの頭に銀色のスプーンがゆっくりと刺さっていく。 「いじゃいいぃいいいぃいいいいいいいい!!!!」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『こちら119番!!!どうされましたか?』 「ゆっくりしていってね!!!」 『・・・へぇ!?』 「ゆっくりしていってね!!!」 『なんだよぉぉ!!!イタ電かよぉお!!! このクソ忙しい時にぃ!!!』 「ゆっくりまってね!!!!きらないでねぇ!!!!」 『はぁ!?何言ってるだよ!あんた!!! 今、いろんなところから電話が掛ってきて忙しいだよ!!! 切るからなぁ!ったく!!!』 「ゆっくりまってね!!!おにいさんがくるしそうなんだよ!!!」 『えぇ!?苦しそうって!?どういう状況ですか!?』 「ゆっくりしていないんだよ!!!とてもゆっくりしていなんだよ!!!」 『ぇ!?ゆっくり!?なんですか!?それは!? 呼吸はしていますか!?意識はありますか!?』 「ぱぴぷぺぽおおおってずっとさけんでるんだよ!!!」 『ぱぴぴぺぽ?なんですかそれは!?誰か他の方いませんか?』 「れいむしかいないよ!!!ほかのゆっくりはみんなつぶされちゃったんだよ!!!」 『ゆっくり!?へぇ!?お前、ゆっくりなのか!?』 「れいむはれいむだよ!!!ゆっくりしていってね!!!」 『オイオイ・・・マジかよ・・・ オイ、れいむとやら、お前、今どこにいるか教えろ!』 「おにいさんのおうちだよ!!!」 『あぁ・・・やっぱり・・・それじゃあ分からん!!! 住所教えろ!!!住所!!!』 「ゆぅ!?なにそれ!?じゅうしょってなに?あまあまさん?」 『ったく・・・やっぱ聞くだけ無駄だったなぁ・・・ オイ、れいむとやら、諦めろ。じゃあな。』 「まって!!!きらないで!!!ゆっくりきらないで!!! まどからとう○ょうたわーさんがみえるよ!!! あと、おうちはかいだんをあがったからにかいさんだよ!!」 『それだけじゃ分かんねぇよ!!! なんかもっと分かりやすいことを伝えろよ!!!』 「おうちにはいるまえに、 かんばんにひらがなさんでくずれ・・・あとなんかよめないじがってかいてたよ!!! おうちはすごいぼろぼろでこわれそうなおうちだよ!!! いっぱいいっぱいとびらさんがあって、 れいむはいまにかいさんにいるよ!!! おにいさんのおなまえはおにいだよ!!!」 『まさか・・・。オイ、れいむ・・・。 窓からお日様は見えるか?覗いてみろ。 お日様は見えるか?』 「ゆぅうぅうう!!!まぶしいぃいいい!!! あじゅいぃいいい!!!!」 『オイ、れいむ!!!聞こえるか!!! ゆっくりしていないお兄さんの目の下に黒い丸がないか?』 「ゆぅ?ゆっくりあったよ!!!」 『マジかよっ!!!アイツ!!!何やってんだよ!!! オイ、れいむ!!!場所が分かったからそっちに行くからな!!!』 「おにいさんありがとおおぉおおぉ!!! ゆっくりしないではやくきてぇええええ!!!」 『あのボロアパートに住んでいるくずれ荘の鬼意って、 オレの後輩じゃねぇか!!!!全くよぉおぉお!!!! 虐待鬼意山のくせにゆっくりに助けられてんじゃねぇよぉお!!!!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『・・・とのことで、愛出氏は死亡したとの報告がありました。 また、愛出氏を刺した男はゆっくりのようなマスクを被っていたとの証言があり、 ゆっくりしていってね、などと繰り返し叫びながら、ナイフを振り回し、 ゆっくりした結果がこれだよ、と言い残して、自らの首を切って、 病院に運ばれた10分後に死亡したとの・・・えっ!?』 ADが裏からカンペを女性アナウンサーに渡した。 『たった今入った情報ですっ!! 政府はたった今より有事体制を取り、自衛隊の緊急出動を・・・ えっ!?ちょっとあなたたち!!きゃぁあああ!!!!』 れいむのマスクを被った男がやってきた。 「たのしいゆっくりなかま」の人間ではないようだ。 ちなみに彼らはSATと言われる、日本警察の特殊部隊と激しい銃撃戦の末、 全員射殺されたそうだ。 『いやいや、すまないねぇ~。ちょっとマイクを借りるよ。』 れいむのマスクを被った男は、女性アナウンサーの胸についているピンマイクを取った。 『自己紹介をしましょう。 私は・・・。そうだなぁ・・・。 とりあえず頭がおかしい以外はごく普通の人間とでも言っておこうかな? この際、名前なんて・・・どうでもいいと思うんだよね。うん。 賢い方はこの一連の騒動がすべて我々が起こしていると思っているだろう。 まさにそのとおり!!! ビルを爆破し、ゆっくり保護区を焼き、ゆっくり擁護派の代表の国会議員、愛出愛子を殺したのは、 すべて我々だ!!!そう!!!我々なのだ!!!』 れいむのマスクを被った男は胸を張って、堂々と言った。 『どうしてこんなことをしたのか・・・。 まあ、ゆっくり風に言えばだね・・・どぼぢでごんなごどじだのぉおおお!!!! だね、ククク。』 今度は、胸を押さえながら笑っている。 『簡単な理由さ。 ゆっくりが悪だからさ!!! ゆっくりが悪!!!だから殺す!!! 出来るだけ残虐に!!!出来るだけ残酷に!!!』 両手を広げ、さも演説をしているかのように話し出した。 『ゆっくりが悪じゃないっていう方もいるだろう。 まあねぇ~。ゆっくりにも良いゆっくりがいてとか言う方もいるよねぇ~。 うん、それ間違いだから!!!』 また、胸を張る人間。 『ここに良い例を見せようか・・・。 ああ、ちょっと持ってきてくれ・・・。』 ちるのとらんのマスクをした人間たちが、箱を二つ持ってきた。 れいむのマスクをした人間が箱を開けると・・・。 「おい!!!くそどれい!!! あまあまさんをもってこい!!! でいぶはじんぐるまざーなんだよ!!!!」 「うんうんしゃんしゅるよ!!!ちゅっきりぃい!!!」プリュ 「ゆぴぃ~ゆぴぃ~。ゆっ!?うりゅしゃいよ!!!れいみゅをおきょすな!!」 「ゆっ!?きゃわいくてごみぇんにぇ!!!」 一匹のれいむと、3匹の子れいむがいた。 「ゆふん!!こんなところにとじこめるなんて、 くそどれいにはおしおきがひつようなんだね!! ゆっくりせーさいしてやるよ!!! ゆっくりしね!!!ゆっくりしね!!!」 れいむは、れいむのマスクをした人間に体当たりを繰り返す。 「ゆっくちちね!!!ゆっくちちね!!!」 「ゆ~!!おきゃあしゃん!!!がんびゃれぇええ!!!」 「にんげんしゃんはゆっくちちね!!!」 どうやら、この子れいむたちはこのれいむの子供であるようだ。 母親の体当たりを応援する子れいむたち。 『そいっ!』 人間のパンチがれいむの顔面に直撃する。 「いじゃいぃいいい!!!! どぼぢでごんなごどずるのぉおぉおおぉおお!!!!」 「にゃにやっちぇるの!!くちょばばぁ!!」 「しょうだ!!!しゃっしゃとしょのゆっくちできにゃいにんげんしゃんをこりょせ!!!」 「しょんなこちょもできにゃいにゃんて!!ばきゃにゃの!!!しにゅの!!!」 「どぼじでぞんなごどいうのぉおおぉおお!!!」 『れいむ、ゆっくりしないで聞いてくれ。 これから私はれいむを殺すよ。』 「ゆんやあぁあああ!!!もういやだぁぁああ!!! おうちがえるぅううぅうう!!!!!」 『でもねぇ・・・。れいむが・・・。 ここにいる君の子供をねぇ・・・。 君が殺すっていうのなら・・・。 助けてあげよう!!!!』 「ゆっ!?そんなことはできるわけないでしょ!! ばかなの?しにゅっ!?」 人間はれいむの顔面に今度は蹴りを入れた。 「いじゃいぃいいいぃいい!!!!」 『痛いだろう・・・れいむ・・・。 でも・・・そこのおちびちゃんを殺したら・・・。 助けてあげるよ・・・。』 「にゃにいっちぇるの!!!そんにゃことしゅるわけにゃいでしょ!!!」 「しょうだよ!!おきゃあしゃんはれいみゅたちにょことがだいしゅきなんだにょ!!」 「そんにゃこちょもわきゃらないにんげんしゃんはゆっくちちね!!!」 子れいむたちは、相変わらず強気の態度で、人間を罵る。 「おに・・・いざん・・・ おちびじゃんをごろ・・・じだら・・・ ぽんとうに・・・でいぶを・・・だずげで・・・」 『ああ。助けるよ。私は嘘つきじゃないから。 私の信念は自分に正直に生きるということだから。』 「じゃあ・・・でいぶば・・・」 れいむは覚悟した。 自分の子供たちを殺すことを。 さっきから自分は子供たちのために、この人間を制裁しようとしたのに、 殴られて蹴られた時にも心配する一言すらなく、 ただ自分を罵ってくる子供たちの生意気な態度が気に入らなかったこともあったのだろう。 「どぼぢでじょんなごじょいうのぉおおお!!!!」 「おぎゃあじゃんばぁああ!!!れいみゅだぢのおがあじゃんでじょぉおぉお!!!」 「ぎゃわいいでいびゅをまみょるのがぁああ!!!おがあじゃんのじごどでじょぉおぉお!!!」 額にしわを寄せて怒り狂う子供たち。 こんなに可愛いれいむたちを殺そうなんて・・・。 自分の命ほしさに簡単に殺すなんて・・・。 信じられない!!! もうこんなゲス!!! 親なんかじゃない!!! 「「「ゆっくちでぎないおやばじねぇえええ!!!!」」」 その言葉を聞いたれいむは・・・。 「おまえだぢなんがぁああぁぁああ!!!! でいぶのごどもじゃないよぉおぉお!!! ゆっぐりぢねぇえええええ!!!!!!」 れいむは飛び上がり、子れいむの一匹を押し潰した。 「ゆぼぅ!!」 たった一撃で絶命した子れいむ。 「ゆんやあぁああああああ!!!」 「もうやだぁあああ!!!!おうちがえるぅうう!!!!」 残った二人は泣き叫びながら逃げた。 しかし、子ゆっくりなど動きが遅い。 あっというまに回り込まれる。 「おきゃあしゃんんんん!!!ごめんなじゃいぃいいぃい!!!」 「れいみゅもあやまりゅきゃらぁあああ!!!!たしゅけてぇええ!!!」 「ゆっぐりじねえぇえええ!!!」 れいむは口を大きく開け、子れいむの一匹に噛み付いた。 「いじゃいっ!?」 体の半分を齧り取られた子れいむもたったい一噛みで絶命した。 残った一匹はそのれいむの圧倒的強さに恐怖した。 恐怖のあまり、うんうんとしーしーが漏れていた。 「きょわ・・・きょわい・・・」 「おまえばじばじばどぉぉおお!!!なぶりごろずよぉおお!!!」 と、れいむは叫んだ。 「ゆんやっぁああ!!!おきゃあしゃんんん!!!!たしゅけてぇええええ!!!」 「ゆっぐりじねぇええ!!!」 れいむは子れいむのもみ上げを口で咥えたら、思いっきり壁に叩きつけた。 「ゆべぇ!!!」 子れいむは口から餡子を吐き出した。 「ゆふん!!いいぎみだね!!!おやにじねどいっだごどもばゆっぐりじねぇえ!!」 もう一度、れいむは子れいむを壁に叩きつけた。 「ゆぼぉ!!」 子れいむはさらに餡子を吐き出した。 「おきゃあじゃん・・・だじゅげ・・・」 「ゆん!!!おまえなんがおぢびじゃんじゃないよ!!!じねぇええ!!」 れいむはまた子れいむに壁に叩きつけた。 「ゆべぇ!?」 「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」 もう虫の息の子れいむ。時間の問題だろう。 「もっちょ・・・ゆっくち・・・ち・・・」 断末魔の叫びを言わせないかのように、 れいむは子れいむをさらに壁に叩きつけた。 「ゆばぁ!?」 「がんだんにじなずどでもおもっだがぁああ!!!おまえばゆっぐりじねぇええ!!!」 れいむは、一心不乱に子れいむを壁に叩きつける。 「ゆべぇ!!」 「ゆぼぉ!!」 「ゆげぇ!!」 「ゆがぁ!!」 「ゆごぉ!!」 人間でも数え切れないくらい、 子れいむを壁に叩きつけたれいむ。 「ゆっゆっ~ゆっ~」 息が荒いれいむ。 子れいむはもう皮しか残っていなかった。 周りには餡子が散乱していた。 「おにいざん!!!これででいぶばだずがるよね!!! やぐぞくばまもっでね!!!!」 『れいむ。私は約束を守るよ。 我々は君には手出ししないよ。』 「ゆふん!!!あたりまえだよ!! でいぶばゆっぐりじだいんだよ!!!」 ふてぶてしい態度のれいむ。 『そうだ。君に見せたいものがあるんだ・・・。 あそこにある四角い箱を見てごらん?』 「ゆっ!?でいぶばあまあまざんが・・・」 人間が指差すところにはテレビがあり、 そのテレビから・・・。 ザァザァザアアア 「「「おきゃあしゃん!!!たんじょうびおみぇでちょう!!!」」」 さっき、れいむが殺した子供たちが映った。 「ゆっ!?おちびちゃんたち!?」 さっき殺したはずなのに嘘っ!? れいむは戸惑ったっ!? また殺していなかったのか!! もう一回殺してやる!!! じゃないと!!!れいむが殺される!!! 殺してやる!!!殺してやる!!!殺してやる!!! れいむはテレビに詰め寄っていった。 「なにがだんじょうぶびおめでどうだぁあああ!!!! ごろぢでやるぅううぅうう!!!ごろぢでやるぅううう!!!」 鬼の形相で詰め寄り、今にもテレビを壊しそうな勢いで体当たりするれいむ。 「おきゃあしゃんはれいみゅのたいしぇちゅなおきゃあしゃんだにょ!!!」 「おかぜしゃんをひいちゃとき、おりぇんじじゅーちゅしゃんをもっちぇきてくれちゃよね!!!」 「れいみゅたち・・・うれちかっちゃよ!!!」 「おきゃあしゃんがいじわりゅするにんげんしゃんかられいみゅたちをまもっちぇくれちゃときのこちょおぼえちぇる?」 「れいみゅたちはしゅごくこわきゃっちゃけど・・・おきゃあしゃんがにんげんしゃんをおっぱりゃっちぇくれちゃよね!!」 「おきゃあしゃんはれいみゅたちのほきょりだよ!!!」 次々に流れてくる子れいむたちの感謝の言葉・・・ 「あ・・あああ・・・ああ・・・・」 体当たりしていたれいむは次第に言葉を失って行くと同時に、 体当たりも止めて、テレビを食い入るように見ていった。 「おきゃあしゃんといっちょにたべちゃあのあみゃあみゃしゃん!!!おいちかっちゃね!!!」 「あのちょき、おきゃあしゃん、じぇんじぇんたべないで、おきゃかいっぱいだきゃらってれいみゅたちにぜんびゅくれちゃよね!!!」 「おきゃあしゃんもむ~ちゃむ~ちゃしちゃかったんだよね・・・ごみぇんね・・・おきゃあしゃん!!!」 「だきゃら!!!れいみゅたちはあみゃあみゃしゃんをこんにゃにあちゅめちゃんだよ!!!」 そこにはたくさんの菓子があった。 「おきゃあしゃん!!!だいしゅき!!!おきゃあしゃん!!!ゆっくちちていっちぇね!!!」 れいむは呆然とした・・・。 「あ・・・あ・・・・あ・・・・あああ・・・」 言葉が出てこず、ただ立ち尽くすだけであった。 『れいむ。いいものを見せてあげよう。』 れいむは振り返った。 人間は、子れいむたちが入っていた箱をひっくり返した・・・。 すると・・・。そこにはテレビの中にある菓子があった・・・。 「おちびちゃんんんん!!!ゆっくりぃいい!!!ゆっくりしていってねぇええ!!!!」 と、テレビの中にいる子供たちに叫んだ。 れいむは自分のゆん生で最高だと思うくらいの満面の笑みで、 テレビの中にいる子供たちに叫んだ。 「ごべんねぇえええ!!!でいぶのがわいいおちびじゃん!!! おがああじゃんんがわるがったよぉおおおお!!! みんなぁああああ!!!ゆっくりぃいい!!! ゆっくりしていってねぇえええええぇえええ!!!!」 れいむは誤解していた。 そうだ。れいむのおちびちゃんはかわいいれいむのおちびちゃんだ。 れいむはこんなにかわいいおちびちゃんをもって幸せだ。 れいむはこんなにゆくりしているおちびちゃんをもって幸せ者だ!!! 『れいむ。それはテレビだよ・・・。 君のおちびちゃんたちは・・・。』 れいむのマスクを被った人間は床に転がっている子れいむの残骸を指差した。 「あ・・・・ああ・・・ああ・・・・」 れいむは気づいた。 そう・・・。こんなにかわいいおちびちゃんたちを殺したのは・・・。 自分だった。 「どぼぢでごんなごどにぃいいい!!!!!! ゆんやぁああああ!!!! どぼぢでごんなごどにぃいいいいい!!!! ゆびぃいいいいい!!!! どぼぢでぇえええ!!!!どぼぢでぇえええ!!!どぼぢでぇええええ!!! どぼぢでごんなごどにいぃいいぃぃいいいいいぃい!!!!」 れいむは泣いた。ただただ泣いた。 ひたすら泣いた。その泣き声からはれいむの悲哀が伝わってくる。 『みなさん。ご覧頂いたでしょうか。 ゆっくりというのは、自分の命が助かりたいなら、 こんなに子供思いの子供であっても、簡単に売り渡してしまう悪なのです!!! しかもですね!!! 実を子供をですよ!ジワジワと嬲り後ろすなんて・・・。 まず普通の神経じゃ出来ませんよね。これはもう悪としかいいようがありませんね!!! さらにですね!!! 実は・・・。 このビデオに映っている子れいむたちは、実は全然関係のないゆっくりなんです。 これはどこにでも打っている愛で派の人たちが見ているゆっくりビデオのワンシーンなんです。 ええ。このれいむは野良です。野良ゆっくりです。誕生日なんて・・・。誰も知りませんよ。 当のれいむ自身もね・・・。 このビデオの子れいむたちが言っていることは、すべてフィクションです。 このれいむはこんなこと一切しておりません。むしろ完全放置です。 このれいむは典型的なゲスです。子育てらしい子育てを放置していました。 彼らを捕まえてしばらく見ていましたが、誰の目から見ても育児放棄していましたよ。 なのに、このビデオを見て、号泣するれいむ。不思議でしょう。 実は、ゆっくりには自分の都合のいい事実を作り上げるというなんとも罪作りな性質があるのです。 つまり、このビデオを見て、感動したれいむは自分の子供たちが、 このビデオのとおりのゆっくりした子供たちだと思い込んでしまったのです。 そして、そのゆっくりした子供たちを殺してしまったという自責の念から、 先ほどまで殺意を抱いていなかったのに、今では慈母のようにわんわんと泣き叫ぶ。 そして、悲劇のヒロインを演じて、みなの同情を買おうとするとてつもない悪なのです!!!!』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ とある山奥にて・・・・。 とてつもなく大きな居間で、超大型液晶モニタに映し出されたニュースを見ている、 ゆっくり2匹と人間が1人いた・・。 「ヤッテクレタノウ・・・ヤッテクレタノウ・・・・」 「先生!?お気を確かに!!!」 『しかし、これはなんともまた・・・。』 「こいつ・・・今すぐにでも殺してやりたい・・・」 『まあ、そういうな・・・お前の思ったとおりになるさ・・・』 「どういうこと・・・!?」 『まあ・・・見ておれ・・・』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 男はさらに続ける。 『この箱にあるお菓子は、このビデオの通りに私が揃えただけです。 もちろん、この死んだ子供たちが集めたわけではございません。 まあ、そういうのはさきほどの子供たちの態度見て、おわかりですよね・・・』 ひたすら泣き続けるれいむをよそに男はさらに続ける。 『この親あれば、この子あり・・・。とでも申しましょうか。 あの子供たちも、親に死ねとか言っておきながら、自身が殺されそうになる。 親に助けを求めたり、謝ったりと・・・。 なんとも滑稽ではありませんか・・・。これはなんという小ずるい悪なんでしょう!!!』 男は笑いながら話し続けた。 『何が悪よ・・・。あんたがやってるのは全部ただの弱いものいじめじゃない!!!』 女性ニュースキャスターが小声でボソッと言った。 男は聞き逃さなかった。 『いいえ!!!違います!!断じて違います!!!』 男は、女性ニュースキャスターの顔に近づいた。 『なんと言おうとゆっくりは悪です!!! だから、殺す。それだけです!!! 我々の望み、目的は・・・それだけです!!!』 女性ニュースキャスターは、眉を吊り上げ、睨みつけるように言った。 『じゃあ、何で罪もない人たちまで巻き添えにするの!!! ゆっくり虐待したいだけならば、陰でコソコソと隠れてやっていればいいじゃない!!!』 『何をおっしゃいます!!! ゆっくりは絶対的な悪なんですよ!!!そんなゆっくりを愛でたり、保護したりするようなヤツは、 みんな悪に決まっています。だから殺します!!!だから制裁します!!! それだけです!!!ホントにそれなんです!!! 私は先ほども言いましたけど、嘘偽りは一切言っておりません!!! 私の言っていることがすべて正しいのです!!!』 『あんたの中では正しいんでしょうね!!! でも、少なくてもあんたたちは頭おかしいわ!!!』 『ええ、知ってますよ。そんなこと。 先ほども言ったじゃないですか!!! 私は正しいです。そして、頭がおかしいです。 そんなことは当の昔にわかっています!!! しかし!!!私は敢えて言います!!! ゆっくりは悪なのです!!!ゆっくりは絶対的な悪なのです!!! ゆっくりはこの世にいてはいけないのです!!! ゆっくりは死すべき生物!!!そう死すべきなのです!!! 彼らはそれほどまで罪深い生物なのです!!!! おやっ!?どうやらここまでのようですね・・・。』 男は再びカメラ目線になった。 『諸君!!!我々はもう終わりです。 残念ながら、我々の時間はもう終わりです。 ですが、覚えていてください。ゆっくりは悪なのです。 ゆっくりは死ぬべきなのです!!!! そして、ゆっくりが存在し続ける以上、 我々はいつでもよみがえ』 バキュン!!! 男の胸から血が出てきた。 次の瞬間・・・。 ドバボボボボオ!!! 轟音と共にたくさんの穴が開き、 男は倒れこんだ。 『ゆっぐり・・・じで・・・いっで・・・ね・・・・』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 数日後、いろんな事実が判明してきた。 あの日、あまり目立たなかったけど、 都内で、ゆっくりを飼っている民家が何者かに襲われると言う事件が、 同時多発してたようだ。 被害件数、143件 そのうち14件が飼い主死亡。32件が飼い主や飼い主の家族が負傷したそうだ。 143件中、すべての飼いゆっくりは無惨に殺されたそうだ。 犯人たちは、約253名。1~3人でそれぞれ、ゆっくりが飼われている民家に進入してきたとのこと。 彼らは、ゆっくりを殺した後、その場で自らも後追い自殺をして、 誰一人、逮捕されなかった。 胸が痛くなる話だが、この飼いゆっくり襲撃事件のすべてのゆっくりと飼い主は、 互いを庇いあっていたそうだ。1件くらい、あのれいむのように、 飼い主を裏切る、ゆっくりを見捨てるといったケースがあってもおかしくないと思われていたが、 実は、飼い主と飼いゆっくりには、あいつ等には決して理解できない絆みたいなものがあるんじゃないかと・・・。 さらに、N県A山付近を火炎放射器で放火していた男は、 地元警察に追い詰められた後、自らの体に火をつけて焼身自殺をしたそうだ。 よく調べてみると、全国に7箇所あると言われているゆっくり保護区は、 すべて、襲撃されており、ゆっくり保護区のゆっくりたちはすべて皆殺しにされたそうだ。 犯人たちはいずれも自殺したとのこと。 ゆっくりんピースの本部ビル爆破が今回の事件で、一番被害が大きな場所だったようだ。 実は、その日、ゆっくりんピースの本部ビルでは、ゆ虐に苦しむゆっくりを救おうと立ち上がった、 愛で派たちの集会があり、その飼いゆっくりや、ゆっくり虐待に苦しんだゆっくりたちが集まっていたらしい。 焼け焦げた1万匹のゆっくりたちは・・・みな・・・心の底からゆっくり虐待がなくなればいいと思っていたとか・・・。 彼らの夢は人間とゆっくりとの共存だったとか・・・。中には自発的に参加した野良や野生のゆっくりも混じっており・・・。 その集会が開かれていたら・・・。世間的には大々的なニュースになっていたとか・・・。 そして、ゆっくりんピース会長であり、国会議員でもあった、故・愛出愛子氏は、 ゆっくり愛で派の筆頭であったという。 その聖人君子のような人格は各界で評判があり、女性初の総理大臣も夢ではないと言われるほどの凄腕政治家だった。 彼女自身、元々はゆっくり嫌いであり、ゆっくりを虐待していたという過去があるが、 ゆっくりの愛らしさ、健気さ、無邪気さ、そして無垢な心に、心を洗われて、 虐待から足を洗い、ゆっくり保護に力を入れていた。ゆっくり保護区を作り上げたのは彼女の功績であり、 そして、彼女が殺されたその日、ゆっくり愛護法案の決議の日であったようだ。 彼女が通そうとした法案が、もし通っていたのなら、ゆっくり虐待を趣味にしている、俗に言う虐待鬼意山たちは、 みな飼いゆっくり、野良ゆっくり問わず、虐待行為に及んでいるという疑いがあるだけで、家宅捜索および逮捕、 虐待が発覚した場合、執行猶予なしの実刑に処せられるという大変厳しいものであったとか・・・。 しかし、愛出氏が死んだことにより、この法案を通らせる程の凄腕政治家はゆっくり愛で派には他になく、 このままだと、自然消滅してしまうとか・・・。 そんな彼女だったからか・・・あのゆっくりのマスクを被った輩は彼女を狙ったのだろう・・・。 この事件の後遺症とも言えるのだろうか・・・。 あのテレビを視聴していた者たちは、精神科に通院し始める者が多く、 その4割がPDSD(心的外傷後ストレス)と診断されたそうだ。 そのうちの多くが筋金入りの虐待鬼意山だったらしく、 「オレ・・・もう・・・虐待できない・・・」と、 無気力になっているとか・・・。 噂では虐待されていたゆっくりが、119番に通報したとかなんとか・・・。 虐待するはずのゆっくりに助けられるとは・・・。 多分、番組よりもそっちの方が原因じゃないのか・・・。 あと、「たのしいゆっくりなかま」はあの放送を機に打ち切りになり、 歌のお姉さんをしていた女性は芸能界を引退し、実家の東北地方に帰ったそうだ。 ゆっくりありすを3匹出産したとかそういう都市伝説をよく耳にするが真偽は不明である。 ただ、ネット上ではいくら消してもあの時の動画が出回っているのは確かである。 それと、匿名希望でテレビ局にこういうメールが届いたことが局内で軽い噂になった。 「ゆっくり道の極意を以って、お相手差し上げたく候。 ゆっくりの誇りに懸けて、貴殿らの愚行を後悔させ奉りたく候。」 意味がわからん・・・。なんのこっちゃ・・・。 そう言えば、ゆっくりをデザートにしている定食屋、 なんだかゆっくりをデザートにするのを止めたらしい。 あの放送以降、ゆっくりの叫び声聞くとあの事件を思い出す人が多いとかなんとか・・・。 しかし、この事件でも不可解な出来事があった。 いや、この事件自体が不可解なんだが・・・。 ゆっくり製菓の本社ビルに、ゆっくりのマスクを被った人間約50名ほど襲撃したという情報があったが、 後になって、そんな事実はなかったと、ゆっくり製菓が発表した。 目撃証言も多数あったが、次第に目撃者の数も減っていき、 いつのまにか、今回の事件とは全く関係のない出来事だということになった。 その50名は過去に懲戒解雇してきた元・社員の集まりだと、元・社員たちが警察に出頭してきた。 だが、ゆっくり製菓は彼らに対して、起訴しない方向だと発表した。 それ以来、誰もこの件には触れることがなくなった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ とある夕暮れ時。 河川敷の斜面に座っているれいむ。 沈む夕日を静かに眺めて、れいむはたたずんでいた。 『お!!あんなところにゆっくりれいむがいるぜ!!!』 『おっしゃ!!!いじめてやろうぜ!!!』 小学生たちがれいむに近づいていく。 『こら!!あなたたち!!!』 後ろから女性が怒る声がした。 『あっ!?やべぇ!!逃げろ!!!』 小学生たちは一目散で逃げていく。 『あら!?あなた!あの時の!!!』 この女性は、あの時、臨時ニュースを読んでいた女性ニュースキャスターである。 「ゆっ・・・ゆっくり・・・して・・・いってね・・・・」 そして、このれいむは・・・。あの事件のれいむであった。 『あなた、最近どうやって過ごしているの?新しい家族は出来たの?』 女性は、れいむに優しく微笑みかける。 「あれから・・・れいむは・・・ずっとひとり・・・だよ・・・」 哀しそうな目で夕日を見つめるれいむ。 『どうして?ゆっくりは家族がいっぱいいるとゆっくりできるんでしょ?』 「れいむはもう・・・ひとり・・・で・・・いたい・・・ もう・・・れいむ・・・れいむのことを・・・じぶんで・・・しんじられない・・・」 れいむもまた、心に傷を負っていたのだ。 『あんなやつのいうことなんて、忘れなさいよ!! まあ、街で野良ゆっくりやってると駆除されちゃうからなぁ・・・。 山にでも帰ったら?そしたらいっぱい素敵な美ゆっくりと出会えちゃうかもよ~』 女性は、なるべく明るいテンションで話しかける。 れいむのペースに合わせると・・・ドンドンれいむは哀しい表情になるから・・・。 「れいむ・・・このまちでうまれたよ・・・ やまでくらしたこと・・・なんて・・・ないよ・・・ かりのしかたなんて・・・しらないよ・・・ それに・・・やまなんて・・・いなかに・・・いきたくない・・・ あまあまさん・・・おちてないし・・・」 沈む夕日をずっと見つめるれいむ。 それを見て、ちょっと困った顔した女性。 ふぅ~と溜息を、一回ついて後、 『じゃあ、うちにくる? うちにはねぇ~生まれたばかりのまりさがいるのよぉ~!! 可愛いまりさでねぇ~!!!すごくゆっくりしてるのよ~!!! だじぇ!!だじぇ!!!って、舌足らずでねぇ~!!! すっごく可愛いの!!! れいむにお願いするわぁ!!!私がいない間、相手してあげてぇ!!! 私ってさぁ~最近仕事が忙しくて、まりさの相手をしてあげてないのよぉ~!!! あなたならぁ~!!!まりさのお母さんの代わりにもなって』 「おねぇざんん!!!!!!」 れいむは叫んだ。 「おねぇえざんん!!!!でいぶばぁあああ!!! おちびじゃんんんをぉおおお!!!おちびじゃんをぉおおおおぉお!!!」 『それ以上言わないの!!そんな過去のことをいつまでも引っ張ってちゃダメよ!! それにあなた悔しくないの!?あんなヤツのいいなりになって!!! ゆっくりは悪?ゆっくりは死ぬべき生物? ハァ!?ふざけんなよ!! あんたは神かよ!!!あんたは命を司る神かよ!!! 神だったら、銃撃なんかで死ぬんじゃないわよ!! あんただって、そんなやわな体なくせして、神か革命家かなんかのふりして、 自分よりも弱いゆっくりをいじめたかっただけの、ただの弱虫じゃない!!! 私は認めないわ!!!絶対に!!!あんなヤツ!!! 絶対に認めない!!! ただ、弱いものいじめしたいなら、そういえばいいのに!!! 何が私は嘘はつかないよ!! つきまくりじゃない!!!ホント!!!思い出すだけでムカつくわぁ~!!!』 「おねぇざんんんん!!!!」 れいむは女性の方へ振り向いた。 れいむはボロボロに泣いていた。 「でいぶばぁあああ!!!ぞれでもぉおぉお!!! おちびじゃんんんをぉおおお!!!おちびじゃんんんをぉおおおお!!!」 れいむは顔をクシャクシャにして泣いていた。 女性は、れいむを持ち上げて、愛おしく抱き上げた。 れいむは泥だらけだったので、女性の綺麗な服は汚れてしまったが、 女性は一切気にしなかった。 『誰にだって間違いはあるのよ。 まあ・・・あれは取り返しのつかない間違いだったかもしれないわ。 でも・・・そんなあなただからこそ・・・ 私は・・・私のまりさを預けたいと思うわ・・・ 私たちは変われるのよ・・・ あんなヤツなんかいいなりになってたまるもんですか!!! 変わりましょ!!!あなたと私で!!! 見返してやりましょうよ!!!何が悪よ!!!何が死すべきよ!!! てね☆』 れいむと女性は夕日に向かって、家路に帰っていった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「ゆっくちしちぇいっちぇね!!!」 「みゃみゃ!!!ありしゅ!!!しゅ~りしゅ~りしゅるぅう!!!」 「♪ちょちょちょちょちょきゃいひゃぁぁあ!!!!」 『あらあら、おちびちゃんたち!!! ダメよ!!ママ!!!まだお仕事さんしてるんだからぁ!!!』 「「「ゆゆゆ~ん☆ゆっくちりきゃいしちゃよ!!!」」」 『うふふ。私の可愛いありすちゃん!!!ゆっくりしていってね!!!』 終わり。。。? あとがき 無駄に長すぎた。 なんかこういうごちゃ混ぜにした映画って昔あったよね? 他の作品 ふたば系ゆっくりいじめ 149 鞭打 ふたば系ゆっくりいじめ 155 糞饅頭 ふたば系ゆっくりいじめ 159 ユグルイ その1 ふたば系ゆっくりいじめ 162 ユグルイ その2 ふたば系ゆっくりいじめ 168 ユグルイ その3 ふたば系ゆっくりいじめ 169 ゲス愛で派 ふたば系ゆっくりいじめ 173 ユグルイ その4 ふたば系ゆっくりいじめ 187 頭でなく心に訴える ふたば系ゆっくりいじめ 188 ユグルイ その5 ふたば系ゆっくりいじめ 192 長寿と繁栄を・・・前編 ふたば系ゆっくりいじめ 200 長寿と繁栄を・・・後編 ふたば系ゆっくりいじめ 221 FFR ふたば系ゆっくりいじめ 230 本気で勝てると思ってたのか? ふたば系ゆっくりいじめ 231 長寿と繁栄・・・完結編 ふたば系ゆっくりいじめ 236 ユグルイ その6 ユグルイあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る なんか違う。何か違うのか分からないけど。なんか違う。 -- 2019-03-28 14 41 41 畑荒らしている時点で害獣確定。害虫は駆除、全滅させる。だがこのやり方はひでぇな -- 2018-09-13 19 52 37 オメガグループに射殺されるオニイサンなんて 最高にゆっくりヒャッハー!するね! …後、何人か逮捕されれば良かったのに、と思った。 -- 2017-03-21 23 59 06 テロリストに賛同する。何故成功させなかった。途中までは最高だったのに台無しだよ。 -- 2016-04-23 09 07 54 ゆっくり死すべし ゆっくり愛では悪の象徴 -- 2015-10-07 22 48 20 最後の部分すごい感動した -- 2015-07-03 16 39 02 さすが人間悪魔だ!テロの奴殺したい。(冗談)だと良いね(笑) -- 2015-06-24 00 07 31 あっれーおっかしーなー(放心状態)シンダンジャナ「死んでませ〜ん!!!あの時言ったでしょう? 我々はいつでもよみがえる、と」 「ゆんやああああぁぁぁ!!れいむおうじがえr『ババババババキューン!!』 なんと言うことでしょう。 再びあの惨劇が、今始まる! 本日公開ッ! 題名 「死すべき生物 劇場版」 -- 2015-01-01 21 16 44 こっわ超こっわ あいつら間違いなくキチガイ 特にパチュリーのマスク -- 2014-12-16 16 31 20 ゆっくり虐待はいいけど人に迷惑かけたらアカンやろ -- 2014-11-30 11 47 46 ブロリー「殴らせろ!!奴らを殴らせろ!!」 DIO「止めるんだ、ブロリー!!奴らは、死んだ!!殴っても、気分は、晴れない!!怒りを、ぶつけても、しょうがない!!、だから止めろ!!」 -- 2014-11-10 22 56 17 てんこ「てんこのでばんはいつなの!続編はあるんでしょうね!はやくてんこをいじめてねぇぇぇ!」 いく「そうりょうむすめさま、ざんねんですが続編はないようです。」 てんこ「どおじでぞんなごどいうのおおお!」 -- 2014-10-06 19 42 54 クアドリガ「ゆっくりが悪か...。だが悪なのは愚行の者に過ぎない」 -- 2014-04-10 01 10 50 あぅーーーー(T ^ T)俺、出直してくる!!!クッソー!なにが、虐待ダー!!!!うわーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -- 2014-04-03 15 30 10 ↓6君黙りなさい?ブッ殺すよ? -- 2014-03-05 17 52 39 お姉さんのまむまむ。。。 -- 2014-01-18 12 15 19 こんなこというのもあれだが、現実でこれ起きたらと想像すると 阿鼻叫喚と共になぜか自分がテロリストフルボッコして殺さないようにせいっさいっしてる んだが俺おかしいなww もちろんゆっくりの中でゲスな奴おっもちかえりぃしたけど -- 2013-11-02 03 53 06 こういう過激派の活躍をもっと見たいなぁ -- 2013-09-01 23 13 17 もっとこういう方向の作品があってもいいよね。 虐待なんてどんなに言い訳してもゲス行為なんだから、 ゲス虐待人間がゲスゆっくりと同レベルになる話ってのは頷けるわ。 -- 2013-07-21 02 28 38 サイゴノユックリモシネバユカッタノニ -- 2013-07-20 16 35 40
https://w.atwiki.jp/bangaltravel/pages/402.html
宿泊@大津湖西 ハックルベリー最寄りの堅田の宿泊施設はどれもかなり駅から遠いので、 心配な人は多少電車で動いた方がいいと思う。 ■ビジネスホテル西大津 滋賀県大津市皇子が丘二丁目 7-30 【最寄り駅】湖西線大津京駅徒歩1分 【IN/OUT】16 00/10 00 【料金】シングル5,775〜、ツイン10,500〜 ■旅館やまつね 滋賀県大津市皇子が丘二丁目 7-30 【最寄り駅】湖西線堅田駅徒歩20分 条件付きで送迎あり 【IN/OUT】16 00/10 00 【料金】4,730〜 風呂共同 夕食なしプランはアメニティ(寝巻き、歯ブラシ等)は800円別料金
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2193.html
※今までに書いたもの 神をも恐れぬ 冬虫夏草 神徳はゆっくりのために 真社会性ゆっくり ※今現在進行中のもの ゆっくりをのぞむということ1〜 ※注意事項 ゆっくりの形じゃ最初のひと跳ねもできないだろとか突っ込み禁止。 お日様昇って天高く、ぽかぽか大地を照らしてる。 風はびゅうびゅうまだまだ寒く、北から元気に吹いて来る。 睦月一月、春まだ遠い。とある冬の小春日和。 ここ数日続いていた陽気に誘われて、うっかりおうちの外に出かけてしまったれいむ一家は困っていた。 「ゆううぅぅ……」 「「「「「みゅぅぅぅ……」」」」」 人里近い川べりに、しょんぼり屯する一家、母れいむと六匹の赤れいむの総勢七匹。 水面に困り顔の影を落としても、事態が改善するわけもなし。 「水さん、ゆっくりしていってね!」 「みじゅしゃん、ゅっきゅりちていっちぇにぇ!」 もちろん川の流れに呼びかけたところで、急流がゆっくりしてくれるはずもなし。 さらさらと音を立てて流れる小川に恨みがましい目を向けて、「はぁ」と溜息と共に愚痴を吐くのが関の山だ。 「これじゃかえれないよ……」 「みゃみゃ、ひゃやくおうちにきゃえりちゃいよ……」 そう、れいむ一家のおうちはこの小川の向こうにある。 川幅おおよそ十尋にして、深さはおおよそ一尺ほどもあるだろうか。 この小川、一昨日れいむたちが渡った時には幅も深さも半分ほどでしかなかった。ゆっくりでも這って渡れる浅瀬もあった。 それが急に大きくなったのは、れいむたちを外に誘い出した小春日和に原因がある。 大本を辿れば妖怪の山にたどり着くこの小川に、この数日の陽気で生まれた雪解け水が一気に流れ込んだのだ。 妖怪の山から霧の湖へ、霧の湖からこの小川へ。 本格的な春が訪れた訳ではないから、流出した水の量もまだ微々たるもの。 だが、その微々たる量が、今はこうしてれいむたちの帰宅を断固として拒んでいた。 「ゆぅ……どうしよう。こまちのわたしぶねはここからだととおいし……」 この小川を遡っていけば、上流にゆっくりこまちが営む渡し舟の里がある。 だが、そこまで行こうと思えば、ゆっくりの足では丸一日。赤ちゃん連れでは二日を見ないと難しい。 今の一時的な増水が収まるまで待つのとどちらが早いか、れいむの餡子脳では判断しにくいところだった。 というよりも、餡子脳では考えても無駄なことであった、というべきか。 「あ。ゆっくりだ」 「ほんとだ。親子だ」 「ゆ?」 親子揃って無益な思索にどれほどの時間を費やしたことだろう。 状況の変化は、結局れいむが起こすのではなく外部からやってきた。 「ゆゆっ。ゆっくりしていってね!」 「ゆぅ〜、にんげんしゃんだ!」 「ゆっくちー!」 「ゆきゅちちちぇいっちぇにぇ!」 くるり、とれいむ一家が振り向いた先には数人の人間の少年がいた。 口々に挨拶するゆっくり一家に、人間に対する不審はない。 もともと魔法の森の奥に住むこの一家のこと、人間に出会うことも稀なために先入観というものがないのだ。 「にんげんさんは、ゆっくりできるひと?」 だから、とりあえず親れいむは聞いてみた。 相手のことをれいむは何も知らないのだから、本人に聞いてみるのが一番だ。 人間さんはとてもゆっくりできると、れいむの餡子脳の中に伝わる一族の記憶が伝えている。 きっと快く答えてくれるだろうと、根拠なく想った。 「ん? 俺たちはゆっくりしてるぞ」 「ゆっ。よかった、ゆっくりしようね!」 「「「「「ゆっきゅちちようね!」」」」」 返ってきたのは期待通りの返事で、れいむたちは今の状況も忘れてすっかり嬉しくなり、ぴょこんぽこんとその場で飛び跳ねた。 一方の人間の少年たちといえば、もちろんその場で飛び跳ねるような事もなく、ふいっと視線を水かさの増した川へと遊ばせる。 「……川を、渡りたいんだ?」 「ゆっ! そうだよ、れいむたちのおうちはこのかわさんのむこうにあるんだよ!」 ぴょこん、少年の問いかけにもう一度れいむはその場で飛び跳ねた。 人間さんと会えた喜びでゆっくり忘れてしまっていたが、今はそれが一番大事なことのはずなのだ。 川の流れは激しくて、れいむ家族は愛するれいむ(同種のつがいらしい)が待つおうちに帰れない。 「ふぅん……」 「でも……ねぇ、れいむ?」 そう窮地を必死に訴えるれいむにも、少年たちの視線は相変わらず川のどこかに向けられていた。 人間さんがどこを見ているのか、れいむは不思議に思って高い場所にあるお顔がどこを見ているのか必死に追いかける――と、 少し上流の川の中ほどをゆっくり進むそれを発見して納得がいった。 「まりさたちは川を渡ってるよ?」 れいむが見つけたそれ、人間さんが指摘したそれは、別の群れのまりさの家族が川を向こう岸に帰っていく光景だ。 親まりさ一匹に、赤まりさ六匹の計七匹。 川岸で侘しく佇むれいむ一家と同じ数。でも彼女たちはおうちに帰ることが出来て、れいむたちには同じことはできない。 「ゆぅ……まりさはおぼうしでかわをわたれるんだよ。れいむにはできないんだよ……」 「ゅー。まりしゃのおぼうち……いいにゃぁ……」 「うらやまちいにぇ……」 だって、それが生まれついてさだめられたゆっくりの種としての特徴だから。 まりさは帽子を舟代わりにして水辺を過ごすことができて、れいむは川を渡ることが出来なきない。 親一匹と赤ゆっくり六匹、羨ましそうにまりさたちの後姿を見送ることしか出来ないのだ。 れいむたちだって、おうちにかえりたいのに。 おうちにかえって、もう一匹の親れいむと何日かぶりにすりすりしたいのに。 ちょっとしたお散歩と餌集めのつもりが、陽気に誘われて随分遠出してしまった。 さぞかし、お留守番の家族は心配しているに違いない。早く、顔を見せてゆっくり安心させてあげないと。 思えば、最初から留守番れいむは遠出に反対していたのだ。 ここまで連れて来た六匹の赤ちゃんたちは、れいむとれいむの初めての子供だった。 秋口にれいむ達はつがいになって、冬篭りに入る直前に初めてのすっきりでこの子達を作った。 たっぷり食料を蓄えた巣穴で、安全に大きくなるまで育てる為に。 春の目覚めを十分に成長した子ゆっくりとして迎え、危険の少ない状態で外界での生活をスタートさせるために。 ああ、だから赤ちゃんたちを連れてくるべきではなかった。 今はちょっとゆっくりできそうだからって、お外の世界を見せてあげようなんて思うんじゃなかった。 れいむの反対を聞いておくべきだったのだ。何がおきるかわからないよ、ってれいむはちゃんと注意してくれていたのに。 川の流れに逆らって、ゆっくり遠ざかるまりさの姿を見送りながら、お出かけれいむの焦りは募る。 かなわない願いだけれど。 今は、ほんとうに、早く、帰りたい。 「ふぅん……じゃ、渡れるようにしてやろうか」 ――その、見送ることしか出来ないはずのものを、人間さんがこともなさげに聞いてきた。 びっくりして、れいむ一家はお互いに顔を見合わせた。 与えられた衝撃と、それによって生じた困惑と、そこに芽生えた期待の大きさは、みんな同じだった。 この川を渡るなんて、れいむたちにはとてもじゃないけれどできないこと。 だけどれいむたちより大きくて、とてもゆっくりしているはずの人間さんの言うことなのだ。 人間さんが口にすることならば、それはとってもゆっくりできることのはず。疑うことなんて何もない。 そして、お出かけれいむだけではなく、赤ゆっくりの心も一つ。 おうちに早く帰りたい。 れいむ一家は「ゆっ」と一つ頷きあって、それから一斉に人間さんへと顔を向けた。 「ゅんっ、ほんちょ?」 「にんげんしゃんはゆっくちできるね!」 「ゆっ、ありがとうにんげんさん! れいむ、とってもうれしいよ!」 そして顔の次に向けるのは、感謝感激雨あられ。 なんて人間さんは凄いんだろう。 れいむたちに出来ないことを簡単にやってのけるのだ。 「んじゃ、と……おい」 れいむたちが提案を受けれたことに、少年たちも満足そうにお互い笑いあった。 ただし、全員ではない。幾人かは、どこか不満そうな顔で仲間たちの行動を少し離れたところから見守っていた。 何か言いたげなその連中を一瞥して黙らせ、れいむを助けてやると請け負った少年たちはさっそくれいむ親子の周りに集まる。 ひょい、と男の子の一人がれいむを顔の両側から抱え込むようにして手を差し込んでくる。 少しびっくりしたけれど、れいむはそれに逆らわない。きっと、これからゆっくりできることをしてくれるはずだ。 次の瞬間、地面が、すぐ側にいた赤ちゃんが、目の前にどこまでも広がるように見えた川面さえも一気に遠ざかり、 視界が大きく広く拡大する。 その絶景、まるで鳥さんになったよう。 「ゆ? ゆーん、おそらをとんでるみたい♪」 「おしょらをとんじぇるみちゃい!」 気が付けば、赤ちゃんたちもいつの間にか少年たちの手にそれぞれつかまれている。 今まで目にした事がないような光景に出会っているのは、赤ちゃんたちも同じこと。 きゃっきゃと賑やかに声を交わすその様子は、とってもゆっくりできているようだった。 でも、『人間さん』の中には『ゆっくりできていない人間さん』もいたようだった。 「おい、やめなよ。いじめはよくないってけーね先生もいってただろ?」 「ゆぅ、いじめはゆっくりできないよ?」 少年たちの一人――仲間たちから先ほど距離を置いた少数派の少年たちの一人が、少し震える様子で上げた制止の声を聞いて、 れいむは思わず自分を抱える少年の顔を見上げて言った。 不満を洩らした人間さんは、れいむのかわいい赤ちゃんを持っていない。れいむたちより人間さんの方が数が多かったらしい。 「ゆー?」 「ゆゆっ?」 れいむのかわいい赤ちゃんたちも、きょとんとした顔を自分を手にした人間さんの顔へと向けていた。 それは、不満顔の人間さんが怒るのも当然だとれいむは思う。 こんなにもかわいらしい赤ちゃんを、手の上に載せて挙げられないというのはあまりにも不公平というものだろう。 独り占めなんていじめっこのすることだ。ゆっくりの世界では一番しちゃいけないことのひとつなのに。 「バーカ、いじめじゃないよ。儀式だ儀式」 「こないだ先生に習ったろ? 蜀の国の諸葛孔明は荒れた川を治めるのに人間の顔に似たお菓子を川の中に投げ込んだって」 「それが饅頭のはじまりだってね。だから、これが饅頭の正しい使い方だろ?」 「そうだけど、そうじゃないだろ。先生にバレたら怒られるぞ」 「ゆ……ゆゆー?」 人間さんたちのお話の内容は、れいむには難しくてわからない。 なんでケンカしているのかも、いまいちはっきりとはわかっていなかった。 わからないけれど、人間さんたちが普通にれいむたちを運んで川を渡してくれるわけではないことだけはわかった。 それはそうだろう。川はいつもより深くて急だ。 れいむたちに渡れないんだから、きっと人間さんにも危ないんじゃないだろうか。 だから、れいむたちにも渡れるように、逆に川さんにゆっくりしてもらうんだろう。 「ゆゆっ? ゆっくりりかいしたよ! かわさんにゆっくりしてもらうほうほうがあるんだね!」 「ゆー! ゆっくちできにゃいかわさんが、ゆっくちできりゅかわしゃんになるんだね!」 「ゆう、にんげんしゃんはすぎょいんだにぇ!」 赤ちゃんたちがいうように、人間さんは、やっぱりすごい。 川さんにゆっくりしてもらえる手段なんて、れいむどころかドスもぱちゅりーも知らないはずだ。 れいむは人間さんの会話を素直に受け取り、とても素直に感動する。 「実はそうなんだよ、れいむ。だから一緒にがんばろうな」 「あのなぁ……」 「ゆゆっ。よくわからないけど、れいむがんばるね!」 人間さんの一人がえっへんと胸を反らせて答え、別の一人が、「はぁ」と疲れたような吐息を吐いた。 ため息をついた一人はぶすっとした仏頂面で胸張る一人をにらみつけ、 「俺たち知らないからな」 「バラさなきゃ、先生だってわかんねえよ。っつーか先生に気づかれたらお前ら殴るからな」 逆に凄まれて「わ、わかったよ」と怯む。 やっぱり、れいむのあかちゃんを持ちたいのに、独り占めされてるから怒ってるんだ。 れいむはそう理解して、頭上の少年にわが子を宥めるような優しい声を掛ける。 「ゆぅ。にんげんさん、けんかはよくないよ?」 「よしよし、待たせたな。じゃあ行くぞれいむ」 少年は、れいむのいさめには答えない。変わりに笑って川のほうを見るようれいむに促した。 いよいよ、この川を渡れるようにしてくれるらしい。 れいむは先ほどの人間同士のやりとりなど忘れ、満面の笑みがパァっとれいむの顔に咲く。 「ゆーん。これからかわさんにゆっくりしてもらうおねがいをするんだね! ゆっくりがんばってねにんげんさん!」 「お前も頑張るって今言ってたじゃん……」 それは、期待通りの話題変更ではあったけど。 れいむの能天気な受け答えを聞いた少年と、彼の仲間たちの顔にいつしか強い嘲りと愉悦の色が浮かんでいた。 だが、近づく帰宅への期待に胸膨らませるれいむ一家は、頭上はるかな人間達の表情の変化に気が付かない。 気付けといっても、顔を直接見あげることの出来ない位置に固定されたれいむたちには無理な話ではあったが。 「……ゆゅっ」 れいむ一家が微妙な空気の変化に、なにも気が付くことのないままに。 一人の少年が赤れいむを掴んだ右腕をすっと身体の後ろに引いた。 唐突な動きに赤れいむはほんの少し驚いたようだったが、怯えの色は微塵もない。 人間さんはゆっくりできる存在で、ことにこの人間さんたちはれいむたちを助けてくれる特別ゆっくりな存在なのだ。 なんで恐がる必要があるというのだろう。 「おねえちゃん、りぇいみゅおしょらをふわふわすぃーってとんじぇりゅよー」 「きゃっきゃっ♪」 「ゆっくりできてるねおちびちゃん!」 「うまくやれよー、弥平次」 「任せとけって」 赤ゆっくりたちの歓声、それを見守る親れいむのゆっくりした声、はやし立てる周囲の少年たち、 そんな彼らに向けて空いた側の手でガッツポーズを作って応える少年。 何が起きようとしているかわかっている者と、何もわかってはいない者。 今だけは、お互いの感情は一致している。 「できればまりさにぶつけたいな」 「あ、それ面白そう。ぶつけたヤツが一等賞だ」 「ゆゆーん、もうすぐおうちにかえれるね!」 「おうちにきゃえったらおきゃーしゃんとゆっきゅちちようにぇ!」 即ち、これから起きること、その先に待つことへの期待と喜悦。 「んじゃ、第一球――」 「ゆっゆぅ、たきゃいたきゃい〜♪」 一瞬先には、その明暗はくっきり分かれてしまうのだが。 「――投げましたぁっ!」 「ゅ……ゅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!?」 一瞬の静止から、サイドスローで少年がれいむを掴んだ腕を振りぬいた。 突然身体に掛かった強烈な加速感に、掴まれた赤れいむの歓喜の声が驚愕の叫びに変じたその瞬間、 すっかりゆっくりしていたれいむ一家の目には、わが子が、姉が、妹が、マジックのように消えうせたように見えた。 だから、川面の方から聞こえてくる同属の声を、すぐには誰のものか認知しない。 「ぁぁぁぁっ、いぢゃいっ! あびゃいっ!? えべべ……えびょっ」 ぱしっ! たしっ! じゅぶっ……じゃぼん。 ぎゅるぎゅるっ、と横回転を加えられた赤れいむは、確かに二回水の上を跳ね、三回目で勢いを失い、 それからつんのめるようにな軌跡を描いて、その次の着水であっさり流れの中に飲み込まれていった。 それは、いわゆる石切り遊びと呼ばれる遊びと同じものだった。 というよりも、石切り遊びそのものだ。使うのが、平たい小石ではなく、れいむ――ゆっくりであるということが違うだけで。 横投げで、投擲するものに強い回転を掛け、浅い角度で水面で跳ねさせてどこまで遠く、何回跳躍するかを競う。 投擲物は飛び去るうちに空気の抵抗を受けて回転数を減じ、着水時の抵抗力を失って最後には水中に没することになる。 たった今、赤れいむがあっという間に水没したように。 「……おちび、ちゃん……?」 「おねーしゃん……いにゃいいにゃいしゅりゅの?」 「いみょうと……れいみゅのいみょうと、きゃくれんびょしてりゅの……?」 ゆっくりたちが、ゆっくりと異変に気づいたころには、すでに川へ向かって投げられた赤れいむの姿はどこにもなかった。 音を立てて流れる清流の中に、一瞬餡子の黒が浮かんだが――それも一瞬のこと。 強い流れの中に溶けて消えうせ、投じられた生き饅頭の残滓は綺麗に何も残らない。 だから、れいむたちにはわからない。 なぜ、人間さんが先ほどまで手にしていたはずの家族がいないのか気が付かない。 順番にその身を襲うだろう、命の危機に気が付かない。 もっとも、それに気が付いたところで、文字通り生死を握られた状況ではなんら益するところはなかっただろうが。 「んあー、おしいっ!」 「どこがおしいのさ? まりさ、気付いてもないよ」 「次はせめて、まりさに水音が聞こえるぐらいに近づけろよな」 混乱するれいむたちの頭上で、少年たちが賑やかに言葉を交わしている。 だがきょときょとと家族の姿を探す一家に、その声は聞こえていても内容を理解することはできなかった。 理解できぬままに、次の危機は無情にもやってくる。 「っせえなあ。じゃあ助左、お前やってみろよ」 「任せろよ」 周囲のブーイングにすっかり拗ねた顔をする弥平次と呼ばれた少年に、助左と呼ばれた少年は不敵な笑いを浮かべて応じ、 彼と同じく赤れいむを掴んだ腕をすっと身体の横へと引いていた。 「……ゆ? おにーしゃん、あしょんでくりぇりゅの?」 「おう、遊ぶぞ。れいむで遊んでやる」 視線が急に水平に動いたことに驚いたらしく、掌中の赤れいむがずれた問いを発する。 そのずれた問いに返す少年の返答も、また少しばかり言葉をずらしたものだった。もちろん、こちらは意図的にずらしているのだが。 「ゆゆ……? りぇいみゅであしょぶにょ?」 姿の見えぬ姉妹を探すうちに心に浮かんだ一抹の不安が、幼い赤れいむにその問いを思い至らせたのだろうか。 微妙な言い回しに気が付いて鸚鵡返しに聞き返す声は、ほんの少し不安に揺れていた。 横目で親の方を見れば、やはり心の中に広がりつつある形容しがたい不安に瞳の光を揺らがせる、親れいむの視線と目が合った。 あるいは、腕を引いた少年のしぐさが先の赤れいむの消失のサインだったと思い至ったのかもしれない。 その未だ人間の善性を信じつつ、それでも禁じえないだろう不安の様子が、芽生え始めた人間への恐怖が、 少年に心地よい快楽を与えることを赤れいむはついにその死までしることはなかった。 「そうだ。おねえちゃんのあとに、つづけぇっ!」 「ゆあっ、ゆぅぁぁぁぁぁっ!?」 少年の威勢のいい掛け声と、赤れいむの恐怖と驚愕が相半ばした悲鳴が川原に響く。 今度ははっきりと、親れいむたちは家族が消滅するプロセスを順序だてて目にすることが出来た。 「れっ、れいむのおちびちゃああああんっ!!!」 「……ゅぁ?」 「おっ、おねえちゃあああぁぁぁん!!」 家族の絶叫がとどろく中、六尋ほど先の川面から小さな水音がじゃぽんと聞こえた。 今度のれいむは短い跳躍を五回繰り返し、異常を感知して漕ぐ速度を上げたまりさ一家にほんの少し近づいて、死んだ。 最初の赤れいむと同じく、この世に生きた証を何も残すことはなく、親に最後の言葉を遺すことすらなく、跡形なく溶け崩れて死んだ。 「なっ……れいぶのおぢびぢゃんだぢがっ……。にんげんざん、ごればどういうごどおおぉぉっ!!」 れいむは信じたくなかった。 これが現実だと信じたくはなかった。 娘がいきなり川の中に投げ込まれ、あっけなく死を迎えたことが現実の世界に起きたことだとは信じたくはなかった。 先ほどと変わらない笑顔をれいむに向けて見下ろしている人間さんが、こんな非道を唐突に行う存在だと信じたくはなかった。 「儀式するって言ったじゃん」 その祈るようなれいむの願いを、少年たちは笑顔のままあっさりと折り砕いた。 「饅頭を川に投げ込むって言ったろ。聞いてなかったのか、お前?」 「おまえら饅頭なんだからさぁ。その時点で気づけよ」 馬鹿だなぁ、と笑う少年たちの口元には、れいむにもわかるほどくっきりと嘲りが浮かび上がっていた。 それを見てれいむは、生まれてはじめて憎しみというものを知った。 生まれてはじめて絶望というものを知った。 生まれてはじめて悪意というものが存在することを知った。 それらは全て、ゆっくりできるはずの人間という存在から与えられた。 つい先ほどまで、共にゆっくりしていたはずの、人間さんから。 「でいぶのあがぢゃんはまんじゅうじゃないいぃぃっ!」 「饅頭だよ、キモチ悪いしゃべる饅頭。ほら、その証拠に」 「……っ!!」 「ぃぎゃあああぁぁぁぁっ!!?」 「ほぉら、餡子入りの饅頭だ」 一瞬の躊躇もなくれいむの右頬を毟り取った少年は、身を襲う激痛に泣き喚くれいむの鼻先にそれを突きつけてけたけたと笑う。 やがて苦痛に身を捩るばかりで突きつけられた事実に反応を見せないれいむに飽いたのか、千切ったその部分を川の中に投げ捨てる。 「おきゃーしゃーん!?」 お楽しみは、まだまだあるのだ。 このゲスしかいない屑饅頭の分際でクソ生意気にも、親を案じるようなミニ饅頭を筆頭にして。 「おきゃーしゃーん、じゃねぇよ。ほらさっさと飛べ」 「ぉきゃーしゃんをいじめりゅ……にゃぁああぁぁぁ、おねーちゃんがぁぁぁぁぁっ!!?」 「ゅぁぁっ、れいみゅしにちゃくにゃ……ゃぁぁぁぁぁっ!!!」 頬を大きく千切り捨てられて、身を絶えず苛む激痛にほとんど麻痺していた親れいむの精神がようやく我を取り戻したのは、 愛するわが子の怒りや悲しみに満ちた絶叫が次から次へと飛ぶように遠ざかるという恐るべき事態に直面してからだった。 「ぉあ、あああああっ! おぢびじゃあああああああん!!」 我に返ったところで、もう遅い。 我に返ったところで、何も出来はしない。 親れいむにできることは、命に代えても惜しくはない愛するわが子達が、 次から次へと決して対岸に届くことない死への跳躍に駆り立てられる姿を見送ることだけ。 いや、そもそも描かれる軌跡は対岸へと向けられてすらいない。 すべて、川の中ほどまで進んだ他所の群れのまりさの家族へと向けて投げられているのだから。 「沈め、沈め!」 「あーっ、当たらねぇーっ!?」 「丸すぎてちゃんと飛ばないんだよ。やっぱ何に使ってもだめだな、ゆっくりって」 少年たちが楽しげに笑い、天を仰いで嘆くたび、 「ゅびゃぁぁぁぁぁっ、ゆびぇっ、ぃゃだっ、たじゅけぶびゃ!?」 「ゅぎゃっ! ゅぐぅっ、おぎゃーじゃばばっ!!」 「やだやだれいみゅおちょらとびちゃくにゃ……ぶぎゃぅ……」 赤れいむの声が遠く、彼方へ遠ざかっていく。 二度と親れいむの肌が触れ合えない彼方へと。 投じられた赤れいむの誰一匹、対岸にたどり着くことはなかった。 親れいむと一緒にお散歩に出かけた誰一匹、二度とおうちに帰り着くことはなかった。 六匹全てが、親れいむの目の前で川のせせらぎの中に没して溶けて崩れて死んだ。 親れいむは叫び続けた。全てが終わるまでずっと叫んでいた。 よほど強く投げられたのだろう、最後の一匹は最初の着水の衝撃に耐え切れずに弾けて死んだ。絶鳴すらなかった。 吹き飛んだ餡子が川の中に沈み、リボンが流れに乗って視界から消え去る頃には両の目から流れ出る涙も、 悲鳴を上げるべき喉も枯れ果て、乾き切っていた。 「あ゛……ゅあ゛あ゛……」 頬に痛々しく開いた傷口の痛みすら、もう欠片も感じない。 後に残ったものは、れいむの中を満たすものは、全てを失った絶望だけ。 少年の腕に抱かれて、れいむは生きながらにして死んでいた。 「もぉ、やだぁ……おうち……かえれない……」 あるいは、自分が殺される順番を待ちわびていたのかもしれない。 もう、おうちで待つ伴侶のれいむに会わせる顔などあろうはずもなかった。 生気のないうつろな眼差しを対岸にあるおうちの方角へ向け、在りし日の幸せな生活を、去りし日の安らぎに満ちた家族を想った。 それを壊したのは他の誰でもない、自分だ。 自分が子供たちに早く外の世界を見せてあげたいなどと思わなければ、 きちんと理由立てて反対してくれた伴侶れいむの言葉に耳を傾けていれば、 外の世界に出たとしても、調子に乗ってこんな遠くまで遊び歩かなければ。 「れいむが……れいむがばかだから……みんな、みんな……」 幾つものif全てで、れいむは死に繋がる選択ばかりを選んできた。 今考えれば、れいむにも如何に愚かな試みだったかが嫌というほどによくわかる。 だって、こんな最悪の結果を迎えてしまったんだから。 だから、れいむにはもうゆっくりできない人間たちをうらむ心はなかった。 ここで彼らに会わなかったとしても、きっとどこかで自分たちは死んでいただろう。だって、れいむはとびきりのばかだったから。 生きていることが罪になるほどの、誰もゆっくりさせてあげられない、自分の子供さえゆっくりさせられないゆっくりだから。 今からこのゆっくりできない人間さんたちから与えられるだろう死は、れいむにとって当然の罰なのだと思えた。 「れいむ……ばかでごめんね。れいむをおいてっちゃうことになるけど……せめて、おちびちゃんはあっちでりっぱにそだてるよ……」 だから、れいむはこっちでゆっくりしてね。 心のそこからそう願い、れいむはゆっくりと目を閉じる。 次にくるのはお空を飛ぶ感覚か、れいむの身体を何かが破壊する激痛か。どちらでもよかった。 全てを受け入れる心は出来ていた。与えられるものが死であるなら、どんな苦痛を伴うものでも構わない。 「おーい、何言ってんだよ」 「ゆぅ……?」 与えられるものが、死であるなら。 「お前はおうちに帰るんだよ」 「……ゆ゛!?」 誰が、生など望むものか……! 「お前をおうちに帰すために、ガキども川に投げ込んでやったんじゃないか。お前が帰んなきゃどうすんだよ」 だというのに。少年の笑顔が、れいむの心を痛烈に一打ちして蘇生させた。 ま、水が収まるまでゆっくりしろよ。少年はにやにやと嫌な笑いを浮かべてそう告げた。 れいむの願いと対極をなす、あまりにも残酷な言葉をそんな笑顔で淀みなく告げた。 「……あっ、あがぢゃんみんなじんじゃっで、ごろされぢゃっでがえれるわげないでじょおぉぉ!?」 だがそれに驚き、叫ぶれいむは本質を理解していない。 自分を抱えたままの少年が、いったいれいむに何を望んでいるのかを。 当然、ことの本質を理解しようともしていないれいむの抗議になど、少年はまるで取り合わない。 そうやって、れいむの身体ではない、心を苦しめ、痛めつけることが目的なのに、この饅頭はまるでわかっていないのだから。 楽しげに笑う少年の意図を、れいむはまったく理解しない。 理解しないままに、少年が望むままに苦しみ、悶え、のた打ち回る。 「ごろじでっ! あがぢゃんだぢどおなじみだいに、ごろじで! すぐごろじで! れいぶをごろじでっ!!」 「あっそう。じゃあ好きにしろよ。とりあえず傷は直しておいてやるから」 「ゆびゅっ!?」 なおも殺してくれと喚きたてるれいむに、少年は肩から提げた布地の鞄から竹筒の水筒を取り出した。 そこから頭に振りかけらた液体が目に染みて、思わずれいむは悲鳴と共に目を閉じる。 一瞬、ゆっくりが死ぬことのできる毒か何かと期待したが、もちろんそんなものではなかった。 それどころか、引き裂かれた頬の傷口があっという間に痛みを失っていくのがわかる。 恐る恐る、髪を伝って口元に一筋の流れを形作ったその粘度の高い液体を舐めてみる――とても、甘い。 傷つき、死をひたすら望むほどに疲弊した心すら、油断すると癒してしまいかねないほどにその液体は甘かった。 それが水あめというあまあまなたべものであるとまでは、まったく野生で育ってきたれいむは知らない。 「じゃーな」 別れを告げるその言葉に我を取り戻した時には、頬の痛みはまったくなくなっていた。 頭に注がれる液体も、いつのころからか途絶えている。慌てて目を開けたれいむの 先のれいむの懇願など気にも留めず、いっそ丁寧なぐらいゆっくりと、安定した岩の上にれいむを置いて手を振っていた。 岩場から飛び降り、れいむがその背中を追う頃にはすでに少年たちの姿はずいぶん先にある。 「まっ、まって! おいでがないでっ!」 「礼はいらないぞー」 「あと一日も待ってりゃ水は引くと想うぞ。よかったな、赤ちゃん死なせた代わりに家に帰れるぞ」 まあ、多分ちびが死ぬのと水が引くのは関係ないけどな。 そう言って、少年たちはどっと愉快そうに笑いあっていた。 「でいぶをごろじで! ごろじでよぉ!」 「やーだよ。死にたきゃ勝手に死ねば?」 れいむが泣けば泣くほど、叫べば叫ぶほど、少年たちは楽しそうに肩を震わせて笑った。 顔がキモい、声がキモい。ガキ殺したぐらいで必死なのがキモい。 理由を挙げ、せせら笑い、だが川原を離れる歩みは止めずに、れいむからどんどんその姿が離れていく。 「おでがいじばず! でいぶをごろじでぐだざいっ! れいぶを、でいぶをあがぢゃんのどごろにいがぜでぐだざい! おねがいじばず、おでがいじばぶっ!!」 れいむは泣き喚きながら、追いかけた。 精一杯、尖った石が親れいむの底面を抉り、切り裂く痛みなど気にもならなかった。 致命傷には至らない痛みなどどうでもよかった。 ひたすらに、自分の命を少年達が摘み取ってくれることを希った。 彼らがれいむ自身の命よりもはるかに重い、赤ちゃんたちの命を遊びのために全て流し去ってしまったように。 だが子供達は無情にも、れいむの願いなど一顧だにせず嘲り笑いながら走り去っていく。 どんなに跳ねても、どんなに飛んでも、その背中にれいむが追いつくことは決してなくて。 「どぼじで! どぼじでごろじでぐれないのおぉぉぉ!!」 ただ、痛々しい親れいむの絶叫だけが、誰もいなくなった川原に轟いた後。 しばらくして、大きな水音がひとつ新たにバシャンと響き、川原は元の静けさを取り戻した。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2272.html
まりさ家出する 15KB 虐待-普通 愛で ギャグ パロディ 小ネタ 自滅 家出 駆除 群れ 飼いゆ 野良ゆ 都会 現代 独自設定 小難しいことは考えずに書きぬきました ・このSSには何番煎じだよという北斗パロがあります ・虐待されるゆっくりとそうでないゆっくりがいます ・愛で成分も含まれているので嫌いな人は読まないほうがいいかも ・これを書いたのはHENTAIあきです。分かっているとは思うけどいつものおまけがあるよ! ・それでもいいというひとはゆっくりよんでいってね!!! 「おいまりさぁ!またお前は俺の財布から小銭盗んだな!?」 「ちがうんだぜおにいさん!いつもいってるけどかりてるだけなんだぜ!」 「同じだよこの馬鹿饅頭!」 いつもの日課とかしているお兄さんと胴付きゲスまりさの言い争い。もはや喧嘩ではなく一種のコミュニケーションだ。 ただその日はいつもと事情が違っていた。ここ最近ずっと怒鳴られ続けているまりさのストレスは最高潮に達していた。 お兄さんの方も最近徹夜での仕事が続いたためについいつもより強くまりさに説教をしてしまう。 いつものじゃれあいのような言い争いから、この日は本当の喧嘩になっている。 「もういいんだぜ!こんなおにいさんのいえになんてもうまりさはいられないんだぜ!まりさはいえでするよ!」 「おお!どこにでも行っちまえこの餡子脳!家ででも何でもしてそこらで野たれ死ね!」 売り言葉に買い言葉。ついつい口から飛び出した言葉に言い返してしまうお兄さん。その言葉を聞きまりさは荷造りを始めた。 小物は帽子に、大きめの荷物は背中にしょったお値段以上のお兄さんが買ってくれたにとり製のバッグに入れる。 荷物をまとめるまりさを複雑な目で見るお兄さん。正直言ってしまった手前やめろとは言いづらくなってしまった。 謝れば言いものの、その言葉がお兄さんとまりさの口からはでてこない。 「じゃあねゲスなおにいさん!まりさはゆうしゅうなぎんばっじだからひとりでいきるんだぜ!」 「分かったよ糞饅頭!そのにやけた顔二度と見せるな!」 そう言って玄関からでていくまりさ。その姿を見送るとお兄さんは苛立ち紛れに椅子を蹴りあげた。 家出したまりさは特に行くあてはなかった。心の中では止めてくれると思っていただけにお兄さんに対する怒りも大きい。 とりあえず友達であるぱちゅりーの家に向かうことにした。ぱちゅりーは金バッジで頭の良いゆっくりだ。 そのぱちゅりーならこの先どうすればいいか考えてくれると思いひとまずぱちゅりーの家に向かう。 「というわけなんだぜぱちゅりー、まりさはどうすればいいとおもう?」 「むきゅ・・・、それはお兄さんに謝るのが一番よまりさ。」 しごく真っ当なことを言ってまりさに家に帰る様に進めるぱちゅりー。だがそれが出来ていれば家出なんてしなかっただろう。 まりさはぱちゅりーの意見を拒否する。 「いやなんだぜ!おにいさんがまりさにあやまるならともかく、なんでまりさがおにいさんにあやまらなきゃいけないんだぜ!」 「むきゅ~。」 意地を張って絶対にお兄さんに謝らないと主張するまりさに、ぱちゅりーも困り果てる。 そこに救いの手が、いや状況を悪化させる言葉がぱちゅりーの飼い主から放たれる。 「ならまりさ君、いっそのこと野良として暮らしてみたらどうだい?」 「ゆ?どういうことなんだぜ?」 突然の言葉にまりさは困惑をする。 「簡単だよ。野良で立派に生活して自分でも一人暮らしは出来るんだとお兄さんに思わせるんだ。 お兄さんが不安で堪らなくなった所に俺が電話して、お兄さんはまりさ君の元に来て帰ってくるように言うはずだから。」 「すごいんだぜ!さすがはぱちゅりーのおにいさん!」 そういうとまりさはぱちゅりーの飼い主にお礼をして家から出ていく。意気揚揚と向かうは公園のゆっくりぷれいすだ。 その姿を不安そうに見送ったぱちゅりーは飼い主に質問する。 「ねぇ先生、まりさにあんなこと言ったけど本当にうまくいくの?」 「いくはずないさ。飼いゆが野良生活をしていけるはずがない。一日で家に帰って飼い主に謝るだろう!」 自信満々に言い放つぱちゅりーの飼い主。実際に飼いゆが野良として生きていけるほど世の中甘くない。 その辺のことも考えてまりさにあんなことを言ったのだろうが、まりさは胴付きというアドバンテージがある。 このことでぱちゅりーの飼い主は予想しない結果を生むことになると思ってもいなかった。 「まずはおうちさんをつくるんだぜ!そのあとにきょうのごはんさんをさがすんだぜ!」 そう言ってお家建築宣言をするまりさ。材料は近くのスーパーで貰ったダンボールと買ってきたブルーシートだ。 お金はお兄さんから借りた小銭もあり、銀バッジということと店員が愛でお兄さんだったこともあり買いものも問題なく行えた。 「ゆゆーん!だんぼーるさんをたおしてあめにぬれないようにしーとさんをかぶせるんだぜ! ふとんさんのかわりに、たおるさんをおけばまりさのおうちがかんっせいだよ!」 そう言って喜びの声をあげるまりさに忍び寄る影。 「ゆっへっへっへ!なかなかいいおうちとびまりさなんだぜ!」 「とってもとかいはね!りょうほうともまりさとありすのものにしましょう!」 黒く汚れたまりさと比較的清潔なありすだった。後ろにはお飾りがないれいむがゾンビのようにいた。 この二匹はこの公園を事実上仕切っているゲス夫婦だ。野良ゆの中でも頭がきれるこのまりさは通常よりも二回りほど大きい。 ありすはありすで、他ゆんのお飾りを奪うことで奴隷として身の回りのことをやらせ自分は清潔な体を保つことでゲスまりさに取り入ったのだ。 この公園はまさにこの二匹のゲスの王国である。 「それじゃあ、このきたないどれいはいらないんだぜ!」 「そうね!つぶしてごはんさんにしましょうか。」 「やべてね・・・れいぶはまだじにだぐないよ・・・」 弱弱しく命乞いするれいむを無視してゲスまりさはれいむに向けて体当たりをし上に乗って潰そうとする。 「さっさとしぬんだぜ!まりささまたちのごはんさんになれることをこうえいにおもうんだぜ!」 「ゆぎゅ・・・ちゅぶれりゅ・・・」 今際のセリフも言えずあっけなく潰されてしまうれいむ。れいむの体から出てきた餡子を二匹はうまそうに舐めはじめた。 「ぺーろぺーろ、それなりー。」 「あんまりとかいはなあじじゃないわね。しかたないけどとくべつにたべてあげるわ!」 食べ物に対する感謝とは程遠い言葉を言いながら二匹はれいむの餡子をきれいに食べきる。皮は美味くないのか、 二匹は皮は残して一息つくとまりさに向かってありえない要求を突きつけてきた。 「そのおうちはまりさたちのおうちにするよ!へんなまりさはとくべつにまりさたちのどれいにしてあげるよ!」 「んほぉおおお!おなかがいっぱいになったらなんだかすっきりーしたくなったわ! へんなまりさだけど、とかいはなあいはどのゆっくりにもあたえられるものだからいっしょにすっきりーしましょう!」 ありすに至ってはレイパー化している。並のゆっくりが言っていれば即座に制裁されてもおかしくない言葉だ。 だがこの二匹にはそれを押しとうしてきた実力があった。しかし、その実力も相手をみて実行するべきだった。 「ふいうちすたーだすとなんだぜ!」 「ゆべし!もっと・・・ゆっくりしたかった。」 あっさりとこの世を去ってしまうゲスまりさ。重し用に用意した石を握ってゲスまりさの脳天に振り落としたまりさ。 声に出している時点で不意打ちでもない気がするが、まりさの奇襲により公園を牛耳っていたゲスまりさはここにその生涯を閉じる。 「まりさああああああああああ!どうじでうごがないのおおおおおお!」 夫でもあり最高の相棒でもあったまりさを失ったありすは深く悲しむが、悲しんでいる暇はなかった。 「じゃあつぎはまりさをれいぷしようとしたこわいれいぱーをたいじするんだぜ!」 とても嬉しそうな表情でまりさはありすを捕まえると、まずお飾りであるカチューシャを取り上げ口に入れて食べはじめた。 「あんまりおいしくないんだぜ。まえにおにいさんとたべたのはもっとおいしかったのに・・・」 「ありすのとかいはなかちゅーしゃがあああああ!」 喚くありすを無視してまりさはありすの髪の毛を少しづつ引き抜いていく。カチューシャを食べてお兄さんとの楽しいことが 思い出され、ついつい無意識にありすに八つ当たりをしてしまう。 「だいたいおにいさんもひどいんだぜ、まりさとあそんでくれなくていつもおしごとにいっちゃうんだぜ。」 「ゆぎ!やべで!ありすのかみのけさんぬかないでえええええ!」 ここにいないお兄さんの不満を言いながらまりさの手は確実にありすの髪の毛を引き抜いていく。 そしてまりさの手には所々禿げあがった謎のクリーチャーが完成した。 「うわ!きもちわるいんだぜ!こんなへんなのはすてるにかぎるのぜ!」 「とかいはああああああああああああああ!」 勢いよくありすだった謎の物体は投げ飛ばされ、偶然にも公園のごみ箱にボッシュートされることに。 そんな些細な事には気にせずまりさはお家建設で疲れたこととありすのカチューシャを食べて満足したこともあり できたばかりのお家で眠ることにした。 翌日まりさが起きるとお家の周りにたくさんの野良ゆが集まっている。 「なんなんだぜ?なにかまりさにようでもあるのかだぜ?」 まごまごとしているゆっくり達の中から、代表と思われるぱちゅりーが前に出てきた。 「むきゅ!まりさにおれいをいいにきたのよ!きのうはあのげすをせいっさいしてくれてありがとうね!」 「べつにまりさはおそわれそうになったからやっつけただけでせいっとうぼうえいなんだぜ!」 そういってすこしだけ自慢げにするまりさ。その謙虚さをみてか、はたまたまりさの強さからか、 ぱちゅりーはまりさにこんなことを申し出た。 「じつはねまりさ、まりさにおさになってもらいたいの。」 「いいのぜ、まりさはおさになるんだぜ!」 あまりにも呆気なく了承してしまうまりさ。流石に即答されると思っていなかったのかぱちゅりーは少し硬直している。 まりさにとってはお兄さんに一人暮らしだけでなく、長になって群れをまとめればきっと自分のことを見直すだろうと思い このぱちゅりーの申し出を受けることにしたのだ。 こうしてまりさは野良生活だけでなく、野良ゆっくりの長となることになったのだ。 そんなこんなでまりさが野良となって一週間ほどが経過していた。特に問題らしいことも起きずに まりさはこの公園の群れの長を元気にやっていた。おかげで一時的だが公園のゆん口を増加してしまった。 そのためゆっくりをまるで種モミを狩るかのように楽しむ人間を引き寄せることになった。 「「「ヒャッハー!ゆっくりだー!」」」 新世紀だというのに個性的な髪形をしているお兄さん達。分かりやすいテンプレ虐待お兄さんだ。 「KING!ゆっくり共が大量にいますぜ!」 「では今から公園のゆっくり駆除のボランティアを始めろ!」 「「「ヒャッハー!一日一善だ!」」」 見た目と違って善人そうなことを言って散らばってゆっくりを駆除していくお兄さんたち 「汚物は消毒してゴミ箱だー!」 「あちゅいよおおおおおお!おかあしゃんたちゅけてええええええ!」 「おちびちゃああああああああん!」 シングルマザーと思われるれいむから赤れいむを取り上げチャッカマンで念入りに全体を焙っていく。 火炎放射機なんて危険物を持たないのがモラルある正しい虐待お兄さんである。 「もっちょゆっきゅりしちゃかった・・・」 「れいむのかわいいかわいいおちびちゃんがああああああ!」 「煩いゆっくりは近所迷惑なんだよ!」 そう言ってれいむの口を開け舌を引き抜く。痛みで叫ぼうとするが口から出るのは間抜けな空気の漏れる音だけだ。 悶えるれいむをゴミ袋に入れ念入りに踏みつぶすお兄さん。 「ヒャッハハー!がんばらないと親のお帽子がゴミ箱に落ちるぞ~。」 「ゆんぎぎぎぎ!おもいよー!」 「おちびがんばるんだぜ!がんばらないとまりさがせいっさいするよ!」 「どぼぢでぞんなごどいうのおおお!」 親まりさから帽子を取り上げ糸でつなぎ子供であるまりさに糸を銜えさせている。 少しでも力を抜けば親の帽子はゴミ箱へ落ちることもあり、お兄さんに踏まれて身動きがとれない親まりさは子供を応援する。 いくら頑張っても結果は見えている。 「もうやだよ!つかれたからまりさはひとやすみするよ!」 「ゆわわああああああ!まりさのだいじなおぼうしがあああああ!」 「楽しめたぜ!それじゃあ親子仲良くゆっくり死んでね!」 親まりさと子まりさを仲良くゴミ箱に投げすてるくまどりとダイヤのマークをメイクしているお兄さん。 モブキャラといえどそれぞれ個性があるのだろう。 「おいちぇん、生き残りたくないか?」 「しにたくないよー!おにいさんたすけてねー!」 「なら俺の体に触れてみろ。そうしたらお前だけは逃がしてやる。」 「わかるよー!おにいさんにさわればいいんだねー。」 そういってお兄さんの体に触れようととびかかっていくちぇん。ゆっくりの中ではすばしっこいといえゆっくり。 お兄さんは楽しそうにちぇんを体を避け続ける。 「もっと頑張らないとお前も死ぬぞ~?」 「いまだよー!」 油断していたのかそれともちぇんの作戦だったのか。ちぇんの体を避けたが尻尾がお兄さんの体に触れる。 これで助かると思い喜びの声をあげて嬉しがるちぇんだったが。 「貴様~ゆっくりの分際で俺の体に触りやがったな~。」 「わぎゃら!」 飛び跳ねていたちぇんを踏みつけご満悦なお兄さん。もちろん死体は放置などせずちゃんと持参のごみ袋に回収する。 「やめなさい!!ゆっくりとはいえ生きているんだ!」 「なんだ~邪魔するのか?」 まりさとれいむの番を虐待しようとするお兄さんを止める声がある。振り向いて相手を確認しようとすると、 そこには恐ろしいほどの巨漢の男がたっていた。 「さぁお逃げなさい。この恐いお兄さんは私が抑えているよ。君たちゆっくりも大事な生き物なんだから。」 「ありがとうございますうううううう!」 「おちびちゃんもおれいをするんだよ!」 そういって巨漢の男に礼をするようにいうれいむ。しかし子まりさは礼をせずに自分を撫でようとした男に噛みついた。 「にんげんをやっつけるんだぜ!おともだちをころしたにんげんさんはせいっさいするよ!」 驚いて硬直する二匹。噛みつかれた男は自分の指を見て体を震わせている。 「ゆ!いたいでしょにんげんさん!でもまりさのおともだちたちはもっといたかったんだよ!」 「いてえよ~~~!」 今までの優しさはどこにいったのか、巨漢の男は噛みついた子まりさをその巨大な手で潰す。 驚いて逃げようとする親も男によって潰された。 「また始まったぜ!あいかわらず恐ろしい御方だぁ!」 「本人は愛でお兄さんなのに痛がりですぐああなっちまうんだよなぁ。」 慣れたものなのか特に気にしない虐待お兄さん達。こうして公園内のゆっくり達はお兄さんによって駆除されていった。 そして一応は長として君臨していた胴付きまりさは虐待お兄さん達のリーダーであるKINGと呼ばれた男の前に連れて行かれる。 「お、おにいさん。まりさはなにもわるいことはしてないんだぜ!」 そう言ってなんとか助かろうとするまりさ。しかしKINGは聞こえないといった風に部下に命令する。 「今からこの恥知らずなまりさを制裁する!お前たち準備をしろ!」 「ヒャッハー!KINGのあの虐待が見られるぜ!」 興奮するモブお兄さんたち。まりさは二人のお兄さんに両脇を抱えあげられKINGの目の前に立たされる。 不安げにするまりさにKINGは指で柔らかい頬を突っついていく。 「ゆぷ、やめるんだぜ!なんだかへんなかんじなんだぜ!」 「なぁに~聞こえんな~!」 ひたすらまりさの頬をぷにぷに突っついていくKING。だんだん頬だけでなく体や足といった 全身を突っつかれてだんだんとまりさの顔が紅潮していく。 「何本目でイクかなぁ~?」 「やめるんだぜ!それいじょうされたらまりさ・・・」 そう言うとまりさは一度大きく体を震わせる。涙目で恥ずかしがるまりさを尻目にお兄さん達は大興奮だ。 中々見ることのできないKINGの虐待奥義についつい大声をあげて観戦していためご近所に通報されてしまう。 「君たちだね、こんな公園で真昼間からHENTAI行為をしてるのは。ご近所から苦情が来たよ。」 「まずい警察だ!皆の者今日はここまでだ!ではサラダバー!」 「ヒャッハー!言われなくてもスタコラサッサなんだぜー!」 蜘蛛の子を散らすように逃げていく虐待お兄さんたち。公園にはまりさと警官だけが残される。 周りに虐待お兄さんがいなくなったのにも気づかずすっきりーさせられてしまったことを嘆く。 「ゆっぐ、おにいさんいがいにすっきりーさせられちゃったのぜ。これじゃあおにいさんにきらわれるんだぜ・・・」 泣いているまりさに警官のお兄さんがゆっくり近寄る。 「公園で暮らしてるって聞いてたからついでにきてみたらやっぱりお前かよ。」 「ゆ?おにいさん?」 声に気付いて泣きやみお兄さんの顔を見上げるまりさ。お兄さんの明後日の方向を見ながらまりさに話しかける。 「いい加減帰って来い。お前がいないと買ってやったゆっくりグッズが無駄になるんだから。」 そういうとお兄さんはまりさに家の鍵を渡して、また仕事に戻るために公園から出ていく。 鍵を渡されたまりさはしばらくぼんやりしていたが、急いで荷物をまとめ始める。 お兄さんが仕事から帰ってきたとき、家にはまりさが待っていた。 「おかえりなんだぜおにいさん!きょうはおにいさんのためにけーきさんをかってきたのぜ! もちろんまりさのおこづかいだからあんしんしていいのぜ!」 そういってまりさはお兄さんの手をひっぱり居間に連れていく。 おまけ お前洗ってない犬の匂いがするんだよ 「おまえなんか臭くないか?」 「しつれいなんだぜおにいさん!まりさはちゃんとみずあびしてからだはあらってたんだぜ!」 「いや絶対臭いって!一週間風呂入ってなきゃ臭くもなるから。」 「ゆぐ、じゃあおふろにはいってくるのぜ。おにいさんいっしょにはいるんだぜ!」 「嫌だよ臭いし。だいたい俺は疲れたからもう寝る。」 「いやなんだぜ!いっしょじゃないとまりさおふろにはいらないんだぜ!」 駄々をこねるまりさに根負けし、一緒にお風呂に入ることにするお兄さん。 嬉しそうにお兄さんに体をくっつけながら体を洗うまりさ。 おにいさんの匂いを付けようとしてすりすりをしていたら、場所が悪くカルピスさんが出てしまいまた体を洗うことになってしまった。 後書き なんだかいつの間にか胴付きまりさのイラストがたくさん書かれていたのでまた書いちゃった。 前回の違うありすでは結構耳に痛いコメントがありましたので今回は冒頭に注意書きをしてみました。 むしろ作者の投影はHENTAIのモブキャラだと思っています、俺の名前を言ってみろ!! これで通常種の胴付きはちぇん以外書いたけどいまいちちぇんのイメージがでてこない。ちぇんの胴付きイラストもっと増えないかな 悪魔タグより胴付きタグがほしいと思うHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゲスか善良かと言われれば、ゲスだろう。 お小遣いとは別に、飼い主のお金を勝手に使うのだから。 ヒャッハー達も野良群れに要るとはいえ、 バッジ付きにちょっかい出すのは本当のボランティアとは言えんだろう。 -- 2018-03-27 09 09 25 このまりさ可愛すぎる -- 2017-01-04 18 55 49 ハート様ww -- 2017-01-04 18 55 05 ↓それなぁ〜 -- 2016-08-25 23 09 55 魔理沙はssの感想から退出しました。 ↓ -- 2016-08-22 23 30 47 クッキー★のモトネタwww魔理沙「では諸君サラダバー!」 -- 2016-08-22 23 27 32 やっぱりHENTAIだった... -- 2014-06-11 20 02 45 ゲス…………なのか?馬鹿……なのか?よくわからんw -- 2014-04-28 08 04 30 あれ?このまりさゲス?ゲスか善良かって言うと善良だと思うんだが・・・ -- 2012-11-10 07 53 46 ゲス・・・・・・・なのか? -- 2012-07-27 10 41 30 最後wwwww -- 2011-12-17 12 37 28 何をするd・・・あれ? -- 2011-10-19 01 26 15 このまりさゲスか?なんだか甘えてるだけな 気がするのは、俺だけ? -- 2011-10-19 00 52 44 胴付きまりさのすりすりでカルピスさんかぁ・・・いいなぁうらやましい -- 2011-10-10 04 56 02 金盗む糞饅頭なんか処分すればいいのにすごいね飼い主さん バッヂつけたままみたいなのに普通に虐待されてたのが気になったかな あとぱちゅりの飼い主さん一日でまりさが音をあげると思ったみたいだけど 死んだり連れ去られたりする可能性を考えるとちょっと無責任だと思った -- 2011-09-16 13 13 09 飼いゆ虐待と、公然でのわいせつで虐待お兄さん達は逮捕エンドのほうが面白かったな。 虐待SSでも法律は遵守してくれないと。 -- 2011-07-13 20 13 26 ↓↓↓↓胴付きであろうとゲスは殺したい。そういう鬼意山もいるということだ。それに対応する注意書きも無かった。 そもそもこのまりさ人間のマナー守ってねーし、「別に良い」かどうかもあんたが他人の分まで決めることじゃねえ。 まあ飼い主殺すは行き過ぎだがな。 -- 2011-01-22 15 30 31 まりさ可愛すぎる天使か 俺も一緒に洗いっこしたいぜ… -- 2010-12-15 20 53 24 あぁ、こんなゆっくりまりさほしい -- 2010-12-12 18 43 07 気持ち悪いまりさだな死ねよ -- 2010-12-08 15 48 42
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1516.html
巨大まりさが大規模な群れを作って人里を襲うってあるけど 実際幻想郷にこの群れが出現したらこうなるよなというネタ これは\ゆっくりだー!/等をみて勝手に考えたネタです。不快に感じたらごめんなさい まずは勝手に作った巨大ゆっくりの群れの設定について簡単に 巨大ゆっくり達で種類ごとに独自の社会を作っている ゆっくりのリーダーは自分がゆっくりすることが最も大切だと思っていることが多い。普通のゆっくりより傲慢 そのためおいしい食べ物をたくさん持っている人間を襲ってゆっくりしようと考えている。ついでに支配しようとも思っている 人間はとても弱いと思っている。もちろん正面からぶつかりあわなければ人間が強い 普通のゆっくりより知識はあるがもちろんゆっくりなので人間より圧倒的に⑨。しかし本人は気づいてない 普通のゆっくりを養殖して主食にしているが、時々近くの虫や花や動物も食べる 別の種類の巨大ゆっくりと交流もしている。が、基本群れは一種類。他のゆっくりと違って死ににくいから その1 幻想郷の管理人 「ゆっゆっゆっ、これだけいるならぜったいににんげんをたおせるよ!」 「れいむたちのゆっくりていこくもめのまえだね!!」 「にんげんをどれいにしてはたらかせればれいむたちはえいえんにゆっくりできるね!」 『ゆーーっゆっゆっゆっ』 大声で笑う巨大れいむ達。そこに普通に部屋に入ってくる妖怪がいた。九尾の狐、藍である 「はいはいさっさと死んでくれ」 あっという間に弾幕によって消し飛ぶ巨大れいむ達。叫ぶ暇すらない。 「ふむ、こっちはこれで全部かな」 「らんしゃまー!こっちのゆっくりは全部つぶしましたー!」 「おお、よくやったな橙。今日の晩御飯は豪華にしような」 「やったー!」 和気藹々とさっていく藍と橙。今日も幻想郷は平和だ。 巨大ゆっくりの群れが現れると必ず近くの森に生息する虫やら花やらがいなくなる。 また、巨大ゆっくりが移動すると周りの木々の枝が大量に折られてしまい成長しにくくなる。 そのためそれらを主食にする力の無い妖怪達が困ることになるのだ。 そういったことを防ぐためにそういった兆候が見られると妖怪達は紫にそのことをつげ、紫は式を派遣するわけである。 こうしてまた一つの群れが消滅した。 その2 霊夢による討伐 「とかいはのありすはけだかく、うつくしく、とうといそんざいなのよ!」 「にんげんにそんなすばらしいありすをゆっくりさせるきかいをあたえなくてはいけないわ!」 こんどは巨大ありす。自分が最も美しい都会派(笑)とか考えるレイパー。 「あー、見つけた。よっと」 「ゆぎゃああああああああっっ!!」 入ってくるなり出会いがしらに針まみれにして瞬殺する本物の霊夢。 「さてさっさとお茶にしましょ」 大量にばら撒かれたカスタードをほっといてさっさと帰る霊夢であった。 ほっといても虫が勝手に処分することだろう。 巨大ゆっくりは存在するだけでかなり迷惑な生き物。それはもちろん人間から見てもである ゆっくりを食べるのはいいのだが周囲のありとあらゆるものを何も考えずに食べるので自然が荒れる。 そのため定期的に霊夢が依頼を受けて駆除したり、自主的に駆除したりする。 ちなみに霊夢が問題を解決するときは鉄拳制裁で反省させるのが基本だが、 ゆっくりの場合どう頑張っても反省しないのでさっさとつぶすようにしている。 その3 妖怪達の食料 「ちーーーんぽ!!」 次は巨大みょん。会話は省略 そしてその近くを通る力のある妖怪達 「あー腹減ったなぁ…人間食いたいなぁ…」 「人間はよっぽど運よく無いと食えないもんなぁ。とりあえず適当なゆっくり捕まえて食っとくか」 「向こうにゆっくりのでかいやついるからそいつでいいんじゃねぇか?」 耳のいい妖怪が仲間に伝える。早速食べにいく妖怪達。 こうしてみょん達は定期的に現れる妖怪達に食べつくされたのであった。 その4 人里を守る方々 「にんげんからおいしいたべものをうばいとるよ!」 「まりさたちのためにたべものをさっさとだしてね!」 人里に向かって一気に突進する巨大まりさ達。ものすごい音を立てて突撃するので人里にもその侵攻が聞こえていた。 「そうはいかんな」 「ゆぎゃああああ!!!!」 「なんでごんだごどずづのぉぉぉっ!!!」 「いだいぃぃぃっっ!!!」 あっというまに慧音の弾幕によって餡子の固まりになる。弾幕相手には巨大ゆっくりもひとたまりもない。 当たり判定が普通のゆっくりよりでかいし。 ちなみに状況によっては居合わせた紅魔館、白玉楼、永遠亭、山の妖怪等も自主的に手伝ってくれる。 人里が無くなると向こうもいろいろと支障が出るが、ゆっくりはいなくなっても別にかまわないからだ。 おまけ 普通にゆっくりさせてみる 「わかるよー」 ゆっくりちぇん。会話は省略 ゆっくりちぇん達は人間にほとんどを虐殺された経験から、出来る限り敵のいない離れた場所に住んでいた。 魔法の森の最も奥のほう、ここはかなりじめじめしている上に日もささないのでかなり生活しづらい。そのためか生き物がほとんどいない。 そのおかげで敵がいないのでほとんど警戒せずゆっくりできる。 食事は通常のゆっくりを養殖することで賄うことができる。飽きたときはキノコを食べる。 ただ、キノコを食べるとトリップして仲間を襲うこともあるので、そういったちぇんは群れで一気に押さえつけて自然治癒を待つしかないが。 それはともかく一見ゆっくりできないこの場所が彼らにとって最もゆっくりできる場所であった。 教訓 臆病な生き物ほど長生きする ~~~~~~~~~~ 今回初めて書きましたがゆっくりのセリフ書くの想像以上に大変ですね 別に書いてる作品でそんなにしゃべってるわけでもないのに苦労してます。 ひらがなとか濁点とか叫び声とか多すぎ。まあいじめてるから叫び声が多いのは当たり前ですが しばらくはのんびり書いていきたいと思います。 あー、名前どうすっかな このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/
ふたば系のゆっくりSS保管庫だよ! ゆっくりしていってね! いじめが多いけど、愛で 虐待 ギャグ カオスなんでも保管しちゃうよ! ここは保管餡庫の保管庫という感じです。もっと探しやすく読みやすくなればなーとの思いから作られました ここは来るモノは拒まずのヤリまむ精神でなんでも保管しちゃうので、時々トンデモな作品もあると思うけどそこは自己責任でよろしくね! 餡娘ちゃんの所ではされていない挿絵保存もとりあえずやってみました。賛否両論なご意見お待ちしてます 【お知らせ】 ★★ゆっくりスレが『JUN』から『二次元グロ裏』に移転しました★★ ※虹覧では隠し板になっている為、一度『IMG』・『DAT』に移動すると『グロ裏』が現れます 【更新履歴】 10/08/02 20作品を保管 09/10/27 Wiki公開。09/10/19までの作品を保管完了 【当サイトの作品について】 実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません 犯罪を教唆するものではありません 当サイト内の創作物の文章・画像などを無断改編、複写、複製、転載、公開するのは固く禁じさせていただきます 必ず個人趣味範囲内でのご利用をお願い致します 【免責事項】 当サイトのご利用によって、あなたにいかなるトラブルが発生しても 当方は一切責任をおいません ご利用は自己責任において行って下さい 【叱咤激励提案報告とか色々】 お名前 おコメント すべてのコメントを見る まりさつむりゆっくりにっきに出てこないかな? -- (鬼威惨のリーダー) 2021-11-23 16 57 46 ここの小説ほんとに面白いのばかりでいつも使わせて頂いてますー!これからも使うと思うので是非よろしくお願いします ((○| ̄|_ -- (ゆゆゆ!ゆっくりしていってねー) 2021-09-26 07 47 31 ゆ虐するやつ 消えろ わかるだろ 虐待されたゆっくりを見て可哀想だとも思わないのかよ ふざけるな なぜ貴方たちはゆっくりを虐待する! なぜ貴方たちはゆっくりを守ろうとしない! -- (は?) 2021-09-24 20 29 07 ゆっくり虐める人しんでくれ -- (ゆ虐派皆殺しにしてぇ...) 2021-09-24 19 25 04 ゆっくりの意思尊重してあげたら?何で赤ゆっくりは焼かれるの? 新しい命踏みつけにしてあなたは楽しいの? -- (シークレット) 2021-09-22 18 27 40 ゆゆっ -- (名無しさん) 2021-09-13 16 19 22 自分の問題と向き合え(キリッ!) ファーーーーwww -- (名無しさん) 2021-09-09 11 03 28 ↓↓うるせぇゲェジ!w なんでお前らに気を使わなきゃいけねぇんだよwww 喚いてりゃ言う事聞いてくれると思ってんのか?餡子脳が -- (名無しさん) 2021-07-01 23 33 31 シャイニングアサルトホッパー!!!!!!!!!!!!!!!!! -- (名無しさん) 2021-05-12 19 15 17 異常な妄想を抱いてしまう人がいるのはしょうがないにしても、それを誰もが閲覧できる環境に垂れ流すことの意味は考えろよ。検索エンジンに表示されないようにする(現状では一般的な副詞としての「ゆっくり」を検索しても検索結果に表示されてしまう)のはもちろんのこと、例えばパスワードなしには閲覧できないようにするとか、最低限のゾーニングはちゃんとやれ。それとこういうモノを喜んで見ている人は自分が病的な人間であることをしっかりと認め、なぜ自分はこんなものを見たいと思ってしまうのか、根本的なところから自分の問題と向き合え。 -- (名無しさん) 2021-03-13 09 43 56 胴付きさんとわかさぎさんはゆっくりできるのじぇ -- (名無しさん) 2021-02-26 15 32 28 昔見てて戻ってきたんですけど、シリーズもので、ゲスなゆっくりに婚約者を殺されてしまって復讐を誓ってゆっくり一家に復讐する…みたいな話のもの(記憶が曖昧なので間違っていたらすみません)がもう一度見たくて探してきますが見つかりません。どなたか作品が残っていたら教えてください。 -- (名無しさん) 2021-02-10 23 07 06 ゆへへへ!れいみゅはぐずなんだぜ! -- (名無しさん) 2021-02-06 17 52 53 編集中ssの名前だけ知っても意味がない!!!!! -- (名無しさん) 2021-02-06 17 50 35 何故饅頭 -- (無なーい) 2021-02-06 17 42 59 んほぉぉぉぉぉ かわいいまりちゃねぇぇぇぇぇ!ありすのとかいはな、てくにっくでしょうってん!!させてあげるわぁぁぁ -- (とかいは) 2020-12-14 16 19 47 もっと愛で系の話が欲しい -- (名無しさん) 2020-08-31 22 15 02 ゆっくりのひ〜まったりのひ〜 ゆゆ!まいちゃたちのことをこけにしているサイトっさんがあるのぜ。ほろびるのじぇ〜 -- (名無しさん) 2020-08-31 22 14 16 ー (#・_・)ー (゚Д゚||||||||||||||||) | | ←愛で派 | | -- (名無しさん) 2019-11-15 19 03 18 ここ凄い荒れてるな -- (名無しさん) 2019-03-30 01 46 24